Day and Night ― 2016年10月15日 09時18分48秒
天文台の絵葉書は、一時期けっこう集めました。
今でもときどき買います。
今でもときどき買います。
でも、整理不十分でゴチャゴチャなので、ちょっと頓珍漢なこと――「発見」と言ってもいいです――が、まま起こります。
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アルバムを見ていたら、昨日のウィーン天文台の絵葉書と同じものがありました。
片方は手描きの月を加えた「夜景」、他方は明るい日差しを浴びた「昼景」という違いはありますが、元画像はまったく同じです。(版元もウィーンの「Ledermann Jr.商会」で一緒です。)
片方は手描きの月を加えた「夜景」、他方は明るい日差しを浴びた「昼景」という違いはありますが、元画像はまったく同じです。(版元もウィーンの「Ledermann Jr.商会」で一緒です。)
それに気づかず買い足したのは、ちょっと注意力散漫。でも、「夜の天文台」は、天文台絵葉書を集める中でも、1つのサブテーマになっているので、これはたとえ同じと知っていても買ったでしょう。
(昼間の絵葉書に合せて色味を調整したら、夜景の方は濃い水色に。昨日の画像とかなり違って見えますが、この辺が人間の眼の不思議なところです。)
月夜のほうは、1898年の9月17日付けの投函でしたが、昼間のほうは同年10月14日付け、すなわち昨日の投函で、帝国領内のアグラム(…というのは今のクロアチアの首都・ザグレブのこと)に住む、 Adéle Laný 嬢の元に届いたのは、118年前の今日でした。これまたちょっとした偶然であり、発見です。
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