白銀の雪 ― 2017年01月06日 22時38分53秒
昨日から冷え込みが厳しいです。
私のすむ街は、今シーズンはまだ雪らしい雪がなくて、年末に白いものが舞ったとニュースでは言ってましたが、自宅からは見えませんでした。でも、この冷え込みだと、天から白い便りが届くのも、もうじきでしょう。
私のすむ街は、今シーズンはまだ雪らしい雪がなくて、年末に白いものが舞ったとニュースでは言ってましたが、自宅からは見えませんでした。でも、この冷え込みだと、天から白い便りが届くのも、もうじきでしょう。
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毎年、クリスマスソングが町に流れ出す頃、注文しているものがあります。
それは本物に先駆けて届く「白銀の雪」。
それは本物に先駆けて届く「白銀の雪」。
(素材は銀ではなくピューター)
雪の結晶写真で有名な、ウィルソン・A.ベントレー(1865-1931)を顕彰する、地元バーモント州のジェリコ歴史協会は、毎年ベントレーの膨大な結晶写真から1枚を選んで、それにちなむグッズを制作しています。
その1つである「スキャッターピン」、すなわちピンブローチを、以前から気長に集めていて(何せどんなに頑張っても1年に1個しか集められないのですから)、今シーズン届いたのが上の品というわけです。
(5センチ角の銀の小箱に入って届きます)
雪の結晶をモチーフにしたアクセサリーは、世間に無数にありますけれど、様式化されすぎて、現実の結晶とは乖離したものも多いようです。その点、この品は何と言っても本物の結晶に基いて作られているので、正確さという点では申し分ありません。
(これまで制作されたスキャッターピンは、全部で11種類)
この先どれだけ集められるか、私の命が尽きるとき、あるいはジェリコ歴史協会そのものが歴史のかなたに消えるとき、海を越えて舞い落ちる白銀の雪も降り止み、あとにはささやかな雪原が残ることでしょう。
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