黒猫のしっぽ2018年01月13日 17時37分36秒

ときどきタルホ的なるものが無性に欲しくなります。


たとえば、壁に影を落とし、みどりの眼を光らせる黒猫。
こんなのをそっとつかまえて、いきなり鋏でしっぽを切ったりするのは、いかにも乱暴ですが、タルホ界の住人は、時折わけもなくそんなことをします。


上の品は、ロンドンで生まれたThe Lucky Ringtail Cat Puzzle
19世紀の終わりから1960年代まで、こういう他愛ないミニゲームを無数に作り出した「ジャーネット社(R. Journet & Co)」の製品で、時代的には1920~30年代頃のものでしょう。


心優しい私としては、あまり無体なことはせず、しっぽに輪っかをヒョイと引っかけるだけで堪忍してやることにします。でも、輪を引っかけるのにも作法があって、赤・白・青の順に掛けないといけなくて、これが結構むずかしいです。(イライラが高じると、思わず鋏を手にしかねないので、こういうのはあまり真剣になるのは禁物です。)

コメント

_ S.U ― 2018年01月14日 08時06分21秒

ピンと立った猫のしっぽはネコ好きには見逃せないアイテムです。

 黒猫は、なんとなく大正モダンでバタ臭いイメージですが、黒猫自体は江戸時代からいたはずで、これは、何か人間側のイメージによるのだと思います。

 生物学的な別の深い疑問があるので、すみませんが質問させて下さい。
 
 普通の猫で、野良猫に見るような白黒まだらか茶白のトラっぽいやつなんですが、あれは、日本のネコもヨーロッパのネコも同じ顔をしています。こんな猫がそれほど移動することは考えられないのになぜでしょうか。Webでchatやkatzeで画像検索するとわかりますが、現地で間近で見ても日本のネコと区別つきません。Web写真は撮影者のセンスのバイアスがかかっているようで、現地で見るともっと似ています。日本人とドイツ人の顔の違いと見比べ、とても不思議に思います。
 
 古代に中央アジア付近から両方に移動した可能性については、猫の習性から見てフン猫の移動とかアレキサンダー大猫の東征とかあったはずがありません。シルクロード商人が広めたとしても、東西に同じ種類が選ばれ、仮にそうなったとしても気候も人の気性も違うところで同じように進化淘汰したとは思えません。
 唯一の説明として、雑種で平均されると、同じ所に収束するという数学的な法則によるのかもしれないと思っています。それでも、平均がならされるほど、多くの品種のネコが普及していたというのも考えづらいです。

 なお、犬でも比べようとしましたが、ありふれた犬というのは東西で品種が違うようでよくわかりませんでした。

_ 玉青 ― 2018年01月14日 15時01分36秒

イエネコは、ヒトとの関わりの中で、約10万年前に生まれたといいますが、生物進化からいえばつい先日のことで、ホモ・サピエンスよりも若い種ですから、ヒトより種内変異が少ないのは、ある意味自然かもしれませんね。

その後の品種改良で、シャムネコとかペルシャネコとか、見た目はいろいろな品種が生まれましたが、ああいうのは、特定の集団(純血集団)内で交配を重ねることによって、辛うじて維持されており、他の品種と交雑すると、速やかにその品種としての特徴が失われてしまいます。単純化していえば、ネコの場合、各品種固有の特徴は、たいてい劣性(潜性)遺伝子に乗っていて、両親のどちらかが別品種だと、それが発現しないというメカニズムがあると想像します。

ネコは一般に、飼い猫と野良猫を世代間で(あるいは個体の一生の中で)繰り返して、歴史を生き伸びてきたと思いますが、どこかの時点で雑種化が生じると、一様に「先祖返り」が生じ、そしてドイツのネコも日本のネコも、先祖の姿は共通ですから、結局、洋の東西を問わず、似たような顔かたちになるのではないでしょうか。

_ S.U ― 2018年01月14日 17時27分12秒

>飼い猫と野良猫を世代間で
 あぁ、そうですね。飼い猫と野良猫が交配して、子猫が野良猫になろうがそれも飼い猫にしようが、飼い主があまり気にしなかったという事情がありますね。これが特殊なのかもしれません。半家畜半野性と申しますか。
 ちょっと納得しました。ありがとうございました。

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