炎をあげる黒猫 ― 2018年01月14日 14時55分12秒
ここらで、足穂氏には黒猫のシガレットで一服つけていただくことにしましょう。
英国タバコの「ブラックキャット」は、足穂氏の分身であるクシー君も愛用していて、そのことは以前書きました。
■タルホ的なるもの…黒猫の煙草
今回は黒猫のタバコに火をともす、黒猫のマッチも見つけたので、一緒に並べて冥界の足穂氏への貢ぎ物とします。ここまで氏に配慮すれば、明日あたり『一千一秒物語』に黒猫の新作が二つ三つ増えていないとも限りません。
黒猫だから当然黒いんですが、そこはデザインの妙で、何となく上のは赤い黒猫に、下のは青い黒猫に見えます。赤はベルギーで、青いのはポーランドのマッチと聞きました。
コメント
_ S.U ― 2018年01月14日 18時00分21秒
_ 玉青 ― 2018年01月16日 06時44分14秒
これは多分輸出仕様ですね。英米は上得意だったので、おのずと英語表記のものが目立つのですが、同一メーカー・同一ブランドのマッチでも、輸出先によって表記する言語を換えている例を、折々目にします。
_ S.U ― 2018年01月16日 07時58分40秒
>輸出仕様
ご教示ありがとうございます。ヨーロッパ製のマッチは、言語を変えて輸出しているようなのですね。
子どもの頃、田舎のかまどのあるような台所にも英語で書かれたマッチがしばしばあって、そんなに違和感はなかったように思います。それで気になりました。日本のマッチ業界は、輸出仕様を国内にも流通させることになっていたのかもしれません。輸出仕様は、船で長期間運ぶわけですから、信頼性が高くて安全という宣伝上の主張が込められていたのかと思います。
ご教示ありがとうございます。ヨーロッパ製のマッチは、言語を変えて輸出しているようなのですね。
子どもの頃、田舎のかまどのあるような台所にも英語で書かれたマッチがしばしばあって、そんなに違和感はなかったように思います。それで気になりました。日本のマッチ業界は、輸出仕様を国内にも流通させることになっていたのかもしれません。輸出仕様は、船で長期間運ぶわけですから、信頼性が高くて安全という宣伝上の主張が込められていたのかと思います。
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マッチ箱では、大正時代の日本でも、ベルギーでもポーランドでも、英語で"SAFETY MATCHES"と書くものなのですね。
何でそうなのかお聞きしたいところですが、くどいのでやめておきます。