月のドミノ ― 2018年04月22日 06時54分16秒
昨日の記事の写真に写っていた「月のドミノ」。
あれは古いものではなくて、現代の作品です。
作者はGabriel Fredericks Cohen と Jolie Mae Signorile のお二人。
彼らはニューヨークのブルックリンで、アート/デザインの創作ユニット「Fredericks & Mae」として、2007年以来活動を続けています。
その制作物はゲームに限らず、またテーマも天文に限られるわけではありません。日本でも同様の活動をされている方は多いと思いますが、デザイン性に富んだ生活雑貨や、デスク周りの小物なんかが、彼らの創作フィールドです。
そんなわけで、段ボールの外箱からして、とても洒落ています。
そして、中にはスライド蓋のついた白木の箱。
さらにその中に、木製のドミノ牌が28枚収納されています(牌の裏面は黒塗り)。
(同封の説明書より。彼らは月以外にも、様々なドミノをデザインしています)
通常のドミノ牌との比較でいうと、真っ黒な新月が0で、以下、三日月が1、五日月が2、半月が3、十日月が4、十三夜月が5、そして満月が6に相当します。絵柄を見ると上弦と下弦の区別がありそうですが、実際に遊ぶ時は両者を区別しません(上下ひっくり返せば同じ絵柄になるので、区別のしようがありません)。
…と言いつつ、ドミノの遊び方が今ひとつ分かりませんが、同じ月齢が隣接するように、プレイヤーが交互に牌を並べて、勝負を決するのでしょう。
月愛好家に広くお勧めしたい、この素敵なドミノは、彼らのオンラインショップから購入可能です。
コメント
_ S.U ― 2018年04月22日 07時59分36秒
_ 玉青 ― 2018年04月23日 07時02分54秒
月を愛でながら月のドミノを楽しむ…。
手にするグラスは、カクテル「ブルームーン」でしょうか。
あるいは、岩手の地酒「宵の月」をキリッと冷やしてもいいですね。
手にするグラスは、カクテル「ブルームーン」でしょうか。
あるいは、岩手の地酒「宵の月」をキリッと冷やしてもいいですね。
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ドミノは、一見たわいない子どもの遊びあるいは暇つぶしの賭け事のようなイメージですが、経験では、やってみると意外にお金を賭けなくても熱中するものです(5の倍数を得点とする「ファイブアップ」で遊んでいました)。
28牌のドミノが最低限のセットで、この牌で家族や友だち3~4人でプレイして、他人の残りの手持ち牌を読めるようになれば、グラスを傾けながら得点集計に一喜一憂し、臥待月が昇るのにも気づかないことでしょう。