山の星空2023年03月01日 19時03分36秒

いつのまにか3月。あれ?と思いますが、2月は寸が詰まっているので、するりと月が替わってしまう感じがいつもします。何だか手妻を見せられているようです。
今年の啓蟄は3月6日、今度の月曜日。いよいよ本格的な春の訪れです。

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「山の星空」と題された、こんな星座早見盤を見つけました。

(高さは15cmと小ぶり)

名前のとおり、登山の際の星見の友として作られたものです。

(裏面)

製造元はビクセン、販売元はエイコーですが、企画したのは電通系の「電通プロモーションプラス」という会社で、同社が展開する「Yamasanka(山讃歌)」というブランド(LINK)の製品です。


その大きな特徴は、普通の星座早見盤とは逆に、北を向いて使うようにデザインされていることで、山行では北極星を目当てにすることが多いので、むしろこの方が使いやすいという配慮だそうです。

私はへそ曲がりなので、電通系というところが気に入りませんが、この四方をぐるりと高山に囲まれた星空は、なかなかいいと思いました。


山並みのデザインばかりではなく、この凡例を見ると、小さな盤面に非常に多くの情報を盛り込んでいることがわかるし、


経度差の調整機能もしっかりしていて、単なる色物的な早見盤ではなさそうです。
電通に乗せられるのも癪ですが(しつこい)、これはデザイン勝ちでしょう。

なお、これは現行の製品なので、ネットで普通に購入できます(LINK)。