夢の中のパサージュにて2023年04月04日 19時19分57秒

名古屋のantique Salonさんを中心に継続開催されているヴンダー系の博物イベント、「博物蒐集家の応接間」のご案内をいただきました。


■第9回 博物蒐集家の応接間~Passage de Rêve 夢の中のパサージュ
○会期 2023年4月14日(金)~4月16日(日)
      11:00~18:00 (最終日は17:00終了)
○会場 アイルしながわ 東京都品川区東品川 2-3-2
      東京モノレール天王洲アイル駅南口より 徒歩0分
      りんかい線天王洲アイル駅より 徒歩5分

ご案内を手にして、私は大層驚きました。
その奇想ぶりや、そこに登場する不思議な品々に驚いたのはもちろんです。
しかし、今回驚いた理由はもうひとつあります。


いただいたのが立派な冊子体のもので、しかも今回のイベントコンセプトを作品化した、まくらくらまさんのイラストストーリーが、その冒頭を飾っていたからです。


初期の頃は、たしか尋常なポストカード式のご案内だったと記憶します。
それが徐々に手の込んだものとなり、進化を遂げ、遂にここまでトランスフォームしたのです。もちろんこれは単に広報媒体の変化にとどまりません。それは間違いなくantique Salonさんとお仲間たちの情熱の現れであり、ひるがえってイベントそのものの充実ぶりも、有無を言わさず直覚されるのです。

そういえば、antique Salonさんのお店にもしばらくお邪魔していませんが、その店内も、今や恐るべきものになっているようです。


まことヴンダーに果てなし―。

今回、個人的な興味に引き付けていえば、信州小諸のメルキュール骨董店さんが、「天空堂」という仮りそめの屋号で、天文アンティーク系の品々を中心に出品されるらしいのが大層気になります。

残念ながら、この時期東京に赴くのは難しそうですが、私は夢の中で不思議なパサージュを訪ね、店から店へと存分に徘徊しようと思います。そして、夢の中でもう一度自分だけの夢を見つけようと思います。


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