疲れる話2023年12月10日 05時55分36秒

師走ということもあって、なんだかんだ忙しいです。
当分は「月月火水木金金」で、昨日も今日も出勤です。

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その一方で、ずっと心に刺さっていたトゲが抜けて、ちょっとホッとしました。
それは9月に購入した本をめぐって、売り主であるスウェーデンの古書店主と揉めていた件で、このことは以前もチラッと書いた気がします。

購入したのは戦前の古い地図帳です。


古書店側の記載によれば、その地図帳には50枚の図版が含まれているはずでした。でも、届いた現物には36枚の図版しか含まれておらず、しかも図版が切り取られたとか、そういうわけではなくて、インデックス頁を見ても、最初から36枚の図しか含まれていないのでした。


そのことを先方に連絡した私は、これまでの経験から当然、「それは当方の手違いなので、すぐに返品してください。もちろん返送の送料は当方が負担します」とか、「ただちに返金しますので、お送りした本はそちらで処分をお願いします」とかの返答を期待しました。

でも、先方の回答はこちらの予想の斜め上を行くものでした。

「当方の記述はスウェーデン王立図書館のデータベースを転記したものです。それによれば、その地図帳の当該年の版には50枚の図版を含むものしか存在しません。どうぞご自分でデータベースをチェックしてみてください。残念ながら私にあなたの問題を解決できるとは思えません。」

「え!?」と思いました。スウェーデン王立図書館はたしかに大したものかもしれませんけれど、問題はそんなことではなく、50枚の図版を含むものとして販売された本に、36枚の図版しか含まれていなかったことが問題なのですよ…と、関連ページの写真も添えて、繰り返し説明したのですが、先方は頑として意見を変えず、さらには明らかに無礼な言葉まで投げてきました。これは埒が明かないと、PayPalに苦情を申し立てたのが10月のことです。

その裁定が延びに延びて、結局時間切れで、いったんは泣き寝入りでケース終了になるという嬉しくないオマケまで付いてきました。「そんな馬鹿な」と、再度不服申立をして、ようやくPayPalから返金の連絡があったのが昨日のことです。(時間がかかったのは、返品した本の受取りを先方が拒否し、現物がずっとスウェーデンの郵便局に塩漬けになっていたためです。その後、現物は再度送り返され、今は私の手元にあります。)

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なんだかこう書いていても疲れます。
冤罪事件やスラップ訴訟に巻き込まれた人は、こんな気分なんでしょうかね。全体として釈然としない感じは残りますが、しかし全ては終わったのです。