世界のヴンダーショップ(6) ― 2009年11月15日 08時00分41秒
(↑下記ショップサイトより)
「幻燈会」の記事を差し置くべき事態が発生しました。
★
今朝yurihaさんのブログを拝見したら、思わず目をむくような記事が。
■***ephemera: 神戸滞在中 http://yuriha.exblog.jp/12958816/
…何と、我が日の本にもヴンダーなお店があった!
これまで、「こういうお店が近くにあったらいいけど、まあ、ないね…」というネガティブな前提でいたのですが、その前提は民衆の歓呼の声とともに(←妄想)崩壊しました。
■Landschapboek(ランスハップブック)
http://landschapb.exblog.jp/
神戸市中央区下山手通3-4-5 新興ビル1F(13:00~19:00、定休火水)
店側の自己規定によれば「antique books and art goods」を商う店で、純然たる博物ショップの枠には収まりませんが、しかし店内を見れば、まさにヴンダー。博物系の書籍や紙物、それに標本類が上品にディスプレイされ、素敵な空間が作られています。(他に宗教的なモチーフの品も多いようです。)
神戸といえば、昨年(日付を見たらちょうど1年前!)、これまた極上の空間である「Antico Naturale 六甲昆虫館」を偶然訪れ、記事にも書きましたが(http://mononoke.asablo.jp/blog/2008/11/16/3939029)、本当にうれしい驚きを内蔵した街ですね。
店名の Landschapboek はオランダ語で、英語でいう Landscape book の意味らしいですが、店の佇まいからして既に一幅の絵。置かれている商品も気になりますが、それ以上に、私はこういう<空間>に身を置きたいという願望が強く、何とか年内に訪問できないものか、今その算段をしているところです。
(注)過去の記事で「世界のヴンダーショップ(5)」という記事が欠番になっていますが、それに相当する記事はこちら。(http://mononoke.asablo.jp/blog/2009/10/21/4644529)
「幻燈会」の記事を差し置くべき事態が発生しました。
★
今朝yurihaさんのブログを拝見したら、思わず目をむくような記事が。
■***ephemera: 神戸滞在中 http://yuriha.exblog.jp/12958816/
…何と、我が日の本にもヴンダーなお店があった!
これまで、「こういうお店が近くにあったらいいけど、まあ、ないね…」というネガティブな前提でいたのですが、その前提は民衆の歓呼の声とともに(←妄想)崩壊しました。
■Landschapboek(ランスハップブック)
http://landschapb.exblog.jp/
神戸市中央区下山手通3-4-5 新興ビル1F(13:00~19:00、定休火水)
店側の自己規定によれば「antique books and art goods」を商う店で、純然たる博物ショップの枠には収まりませんが、しかし店内を見れば、まさにヴンダー。博物系の書籍や紙物、それに標本類が上品にディスプレイされ、素敵な空間が作られています。(他に宗教的なモチーフの品も多いようです。)
神戸といえば、昨年(日付を見たらちょうど1年前!)、これまた極上の空間である「Antico Naturale 六甲昆虫館」を偶然訪れ、記事にも書きましたが(http://mononoke.asablo.jp/blog/2008/11/16/3939029)、本当にうれしい驚きを内蔵した街ですね。
店名の Landschapboek はオランダ語で、英語でいう Landscape book の意味らしいですが、店の佇まいからして既に一幅の絵。置かれている商品も気になりますが、それ以上に、私はこういう<空間>に身を置きたいという願望が強く、何とか年内に訪問できないものか、今その算段をしているところです。
(注)過去の記事で「世界のヴンダーショップ(5)」という記事が欠番になっていますが、それに相当する記事はこちら。(http://mononoke.asablo.jp/blog/2009/10/21/4644529)
The Planetarium GUYS ! ! ― 2009年11月02日 20時49分59秒
(↑下記サイトより)
臨時2連投。
昨日、ようしろうさん(←天文界の大先達)にコメント欄で教えていただいた情報。
★Planetarium Projector and Space Museum
http://www.planetariummuseum.org/
ものすごいですね。
まさにプラネ野郎!
まさにプラネ猛者!!
プラネタリウムという特殊な対象に、ここまで熱い心を持ったコレクターがいることにビックリです。これだから、軽々に物を言えないわけで、まさに斯道深し。
オーナーの Owen Phairis さんをはじめとする関係者は、プラネタリウムという施設よりも、投影機本体のメカとしての魅力にいっそう惹かれているのだと思いますが、そういう風に考えると、プラネタリウム好きにも、「素朴な星好き派」や、「メカ派」や、「プログラム享楽派」や、「ドーム・フェチ」や、いろいろな嗜好がありそうですね。
臨時2連投。
昨日、ようしろうさん(←天文界の大先達)にコメント欄で教えていただいた情報。
★Planetarium Projector and Space Museum
http://www.planetariummuseum.org/
ものすごいですね。
まさにプラネ野郎!
まさにプラネ猛者!!
プラネタリウムという特殊な対象に、ここまで熱い心を持ったコレクターがいることにビックリです。これだから、軽々に物を言えないわけで、まさに斯道深し。
オーナーの Owen Phairis さんをはじめとする関係者は、プラネタリウムという施設よりも、投影機本体のメカとしての魅力にいっそう惹かれているのだと思いますが、そういう風に考えると、プラネタリウム好きにも、「素朴な星好き派」や、「メカ派」や、「プログラム享楽派」や、「ドーム・フェチ」や、いろいろな嗜好がありそうですね。
ヴンダー2題 ― 2009年10月21日 07時16分05秒
(↑ザ・ボーン・ルーム紹介記事より)
ヴンダー好きの方のために、目に心地よい情報を2点。
■その1■
「ひとり驚異の部屋」(←自室の戯称)の、いわば本歌ともいえる「元祖・驚異の部屋」、東大総合研究博物館小石川分館の近影を以下で拝見しました。
★frannyさんの写真ブログ「franny's photo」より
驚異の部屋 - The Chambers of Curiosities
(http://fraphoto.exblog.jp/11850290/)
その場の空気感までも写し込んだ、美しい写真の数々に魅せられます。
こういう写真を見ると、また小石川に行きたくなりますが…いつになることか。
真鍮製の理科機器のシルエットが仏像に見える…というfrannyさんのコメントに、思わずハッとしました。(本当に仏像に見える!)
これを見て、写真を撮る際は<物そのもの>に捉われてはダメで、そこに生起する光と影に、絶えず意識を向けることが大切なのだと悟りました。写真に写るのは、結局のところ光と影だけなのですから。(従来、画像を確認するまで、変な光の反射に気付かなかったりしたのは、物の形状のみに注意を奪われていたせいでしょう。)
■その2■
世界のヴンダーショップ第5弾。
アメリカは西海岸、カリフォルニアのバークレイにある The Bone Room(http://curiousexpeditions.org/?p=805)。
URLを見ればお分かりのように、ここは例の驚異系ブログ、Curious Expeditionsで紹介されているのですが、ヴンダー好きのご両人も以下の通り手放しで大絶賛。
「私たち2人は、旅の途中で数え切れないほどの骨董商・博物商に出くわしましたが、ザ・ボーン・ルームほど衝撃的な店はめったにありません。ラマの骨格!ナマケモノの赤ん坊の剥製!ホラアナグマの歯と爪の化石の抽斗!(…)私たちは、お菓子屋にいる子供よろしく店内を(興奮して商品をひっくり返さないよう用心しながら)走り回って、写真を撮り、標本をじっくり眺めました。」
残念ながら、店独自のサイトはない様子。店舗情報の概略は、以下(ご両人の別サイト)に出ています。
★ATLAS OBSCURA
The Bone Room(http://atlasobscura.com/places/bone-room#)
怪奇な博物館は数々あれど、ここはお店であり、並んでいるのは全部売り物だというのがすごいですね。なにがしか支払えば、どれもお持ち帰り可!なんですから。(でも、ラマには非売品の札が…。)
【付記】 店内の様子は、以下の flickr のスライドショーで見ていただのがいちばんでしょう。http://tinyurl.com/yfc9d6w
ヴンダー好きの方のために、目に心地よい情報を2点。
■その1■
「ひとり驚異の部屋」(←自室の戯称)の、いわば本歌ともいえる「元祖・驚異の部屋」、東大総合研究博物館小石川分館の近影を以下で拝見しました。
★frannyさんの写真ブログ「franny's photo」より
驚異の部屋 - The Chambers of Curiosities
(http://fraphoto.exblog.jp/11850290/)
その場の空気感までも写し込んだ、美しい写真の数々に魅せられます。
こういう写真を見ると、また小石川に行きたくなりますが…いつになることか。
真鍮製の理科機器のシルエットが仏像に見える…というfrannyさんのコメントに、思わずハッとしました。(本当に仏像に見える!)
これを見て、写真を撮る際は<物そのもの>に捉われてはダメで、そこに生起する光と影に、絶えず意識を向けることが大切なのだと悟りました。写真に写るのは、結局のところ光と影だけなのですから。(従来、画像を確認するまで、変な光の反射に気付かなかったりしたのは、物の形状のみに注意を奪われていたせいでしょう。)
■その2■
世界のヴンダーショップ第5弾。
アメリカは西海岸、カリフォルニアのバークレイにある The Bone Room(http://curiousexpeditions.org/?p=805)。
URLを見ればお分かりのように、ここは例の驚異系ブログ、Curious Expeditionsで紹介されているのですが、ヴンダー好きのご両人も以下の通り手放しで大絶賛。
「私たち2人は、旅の途中で数え切れないほどの骨董商・博物商に出くわしましたが、ザ・ボーン・ルームほど衝撃的な店はめったにありません。ラマの骨格!ナマケモノの赤ん坊の剥製!ホラアナグマの歯と爪の化石の抽斗!(…)私たちは、お菓子屋にいる子供よろしく店内を(興奮して商品をひっくり返さないよう用心しながら)走り回って、写真を撮り、標本をじっくり眺めました。」
残念ながら、店独自のサイトはない様子。店舗情報の概略は、以下(ご両人の別サイト)に出ています。
★ATLAS OBSCURA
The Bone Room(http://atlasobscura.com/places/bone-room#)
怪奇な博物館は数々あれど、ここはお店であり、並んでいるのは全部売り物だというのがすごいですね。なにがしか支払えば、どれもお持ち帰り可!なんですから。(でも、ラマには非売品の札が…。)
【付記】 店内の様子は、以下の flickr のスライドショーで見ていただのがいちばんでしょう。http://tinyurl.com/yfc9d6w
続・驚異の部屋百態 ― 2009年09月19日 21時57分21秒
今日は某天文台の記事を書こうとして、ついに書けず―。
かなり脳が煮詰まっているようです。
最近はモノを買うのでも、ちょっといい加減になっている感じがあって、その点に精神の弛緩を自覚します。
省みると、天文趣味、理科室趣味、ヴンダーカンマー趣味は、相互に重なりつつも、少しずつポイントがずれているので、3者を等しく追求することは(モノを買うのでも、知識を得るのでも)、かなり大変な作業だということが近頃分かってきました。最近の疲労の根本原因はそこかな…と思います。
兵力分散・逐次投入というのは、戦略的には愚の骨頂と言われる方法ですが、結果的にそんな感じになってしまっているので、少し戦線を立て直して、ポイントを絞ることが必要です。
★
さて、そんなわけで、今日は別に眠くはありませんが、またまた人の褌を履いて驚異の部屋の話を続けます。
驚異系ブログ Curious Expeditions(http://curiousexpeditions.org/)のブログ主、MさんとDさんの自宅が、ネットで公開されていると聞き、興味深く拝見しました。
以前記事を書いたとき、このカップルはブダペストに部屋を借り、そこを足場に驚異巡りをされていました。今はどうされているのか、よく分かりませんが、お二人の本宅はニューヨークのアパートメントらしく、その内部が以下で見られます。
■House Tour: Michelle & Dylan's Curiosity Filled Apartment
http://www.apartmenttherapy.com/ny/house-tours/-090422
(お二人の本名は、Michelle と Dylanだったんですね。真ん中あたりの“Enter Michelle & Dylan's Gallery”をクリックすると、ピクチャーギャラリーに入ります。)
何となく東欧風の、もっとダークで古怪な部屋を想像していたのですが、白を基調とした、意外に明るい部屋でした。むしろ西海岸風。
で、この部屋は決して理科室趣味ではなくて、ヴンダー趣味としか言えないなあ…と、両者の違いを改めて思いました。同じ骨格標本や昆虫標本でも、両者は明らかにディスプレイの作法が違いますね。私の場合は、もう少し理科室濃度が高くないと満足できませんが(学問の佳趣が欲しい…)、これは事の善し悪しの問題ではなくて、単に趣味の違いでしょう。
★
明日から3日間、小旅行+αのため、記事はお休みします。
この間に少し英気を養います。
『レモンと実験』、再び ― 2009年09月12日 18時30分54秒
近頃おどろいたこと(驚きやすい体質ですね)。
なんと「レモンと実験」という名のブログがあった!!
http://lemon-jikken.seesaa.net/
「ハッ!としてグッとくるグッドデザインとありふれた日々」というサブタイトルのとおり、ブログ主・かおりさんのお眼鏡にかなったモノたち(お菓子度高し)が主役のサイト。
コンテンツの主調は、理科室趣味とはいささか距離がありますが、にもかかわらずグッドデザインの代表として、ブログタイトルにまでなったのが、あの福音館の『レモンと実験』であるという事実に、心底驚きました。
検索結果を見て、「そんなに都合よく『レモンと実験』などというブログが目の前に現れるはずがない。ひょっとしたら、私はずいぶん前から妄想の世界にとらわれているのではあるまいか…」と、乱歩作品の主人公になったような、おびえの感覚に襲われたのですが、でも一夜明けても当のサイトは存在するので、これは事実として受け入れないわけにはいきません。
でも、こういう書き方は失礼ですね。
かおりさんのブログは去年の6月にスタートしており、『レモンと実験』に関しては「レモンと実験」の方が本家であり、拙ブログの方が「まがい」なのでした。
それにしても、あの本をデザイン的な視点から、かくまで高く評価される人がいたことに驚くと同時に、何だかとても嬉しい気がします。
(「レモンと実験」ブランドのお菓子までイベント販売されていたのに再度びっくり。
→ http://lemon-jikken.seesaa.net/article/108409191.html)
なんと「レモンと実験」という名のブログがあった!!
http://lemon-jikken.seesaa.net/
「ハッ!としてグッとくるグッドデザインとありふれた日々」というサブタイトルのとおり、ブログ主・かおりさんのお眼鏡にかなったモノたち(お菓子度高し)が主役のサイト。
コンテンツの主調は、理科室趣味とはいささか距離がありますが、にもかかわらずグッドデザインの代表として、ブログタイトルにまでなったのが、あの福音館の『レモンと実験』であるという事実に、心底驚きました。
検索結果を見て、「そんなに都合よく『レモンと実験』などというブログが目の前に現れるはずがない。ひょっとしたら、私はずいぶん前から妄想の世界にとらわれているのではあるまいか…」と、乱歩作品の主人公になったような、おびえの感覚に襲われたのですが、でも一夜明けても当のサイトは存在するので、これは事実として受け入れないわけにはいきません。
でも、こういう書き方は失礼ですね。
かおりさんのブログは去年の6月にスタートしており、『レモンと実験』に関しては「レモンと実験」の方が本家であり、拙ブログの方が「まがい」なのでした。
それにしても、あの本をデザイン的な視点から、かくまで高く評価される人がいたことに驚くと同時に、何だかとても嬉しい気がします。
(「レモンと実験」ブランドのお菓子までイベント販売されていたのに再度びっくり。
→ http://lemon-jikken.seesaa.net/article/108409191.html)
世界のヴンダーショップ(4) ― 2009年08月22日 10時11分47秒
(↑http://www.flickr.com/photos/bip/440533140/in/photostream/より)
天文ネタで書きたいことは多々あるのですが、時いまだ至らず、もう少し天文以外の話題を続けます。
★
先日、おやつさんにコメント欄で新たな博物系ショップを教えていただきました。
まずその1軒目が、パリのシテ島に程近いクロード・ナチュール。
■Claude Nature
http://www.claudenature.com/index.asp?p=114
何となくこの店名に聞き覚えがあるような気がしたのですが、「ん、そういえば…」とさっき思い出しました。
以前、奥本大三郎・今森光彦両氏による『ファーブル昆虫記の旅』(新潮社、2006)を紹介したときに、この店のことも書かれているのをメモしたことがありました。
http://mononoke.asablo.jp/blog/2007/02/28/1216422
改めて元の本を見ると、クロード・ナチュールのことに、かなり字数が費やされています。
このお店の雰囲気がよく分かるので、それを以下に転記してみます。
■□
デロールの次はサン=ジェルマン大通りのクロード・ナチュールに
行く。この店は親父さんがそれこそバリバリの現役虫屋で、自分で採
集にも行く、標本も作るという調子。息子がまたよく手伝っている。
金髪のおばさん店員はいつもハナ歌を唄いながらボール紙で標本箱
を作っている。
フランス人虫屋がまず買わないような、ごく普通のフランスの虫ま
で、丁寧に標本にして売っているのがこの店のありがたいところで、
私はここで、ファーブルの『昆虫記』に登場する虫の見事な標本をず
いぶん入手することができた。見事な、というのは、この親父がマニ
アックなだけあって、標本を作ってここに売りに来るアマチュア虫屋
連中も、凝りに凝った標本を作り上げるからである。
たとえば、ユーフォルビアスズメという蛾の幼虫は有毒で、自分の
毒性を誇示するためであろうか、まさに毒々しい、華美な色彩を有す
るのだが、その幼虫の内臓を丁寧に抜き、体内に空気を吹き込んで
膨らませながら乾燥させた、感心するしかない美しい標本を作る人が
いる。
あるいはまた、キンイロハナムグリという甲虫の、卵から幼虫、蛹
の標本をきれいに並べたものを作る人がいる。もっとも卵だけは模造
品らしい。
というようなわけで、クロード・ナチユールの親父、クロードさん
とはもう何年も親しくつき合っている。それに彼のいいところは、守備
範囲が広くて昆虫以外の生き物についてもよく識っていることである。
店内にはありとあらゆる生き物の標本が飾ってある。デロールの店とは
蒐集品の時代が違うから、虎や白熊とはいかないけれど、狩猟の獲
物や、交通事故に遭ったらしい小動物、蜘昧、蠍、それこそ鳥獣から
蛇蝎に至るまで揃っている。去年、私と一緒に来た魚やカエルの好
きな男とは、一方はフランス語を知らず、他方は日本語を知らないの
だが、カエルの声について議論するのに、互いにラテン語の学名と、
ケロケロとカエルの鳴き声とで話が通じるようであった。
今森さんが、コルシカのラスパイユマイマイの殻があるか訊くと、家
から明日持って来て置いておくとのこと。しかし二、三日して店に行って
みると、本人は採集に出て不在、約束の物は忘れたらしい。金髪お
ばさんが、「お尻ぺんぺんしとくから」という調子。
それでも頼めば何でも調達してくれそうで、現に店内には、中世の
伝説の、一角獣の骨格標本まで飾ってある。カモシカの額に北極海の
イッカクの角を生やしたものであろう。(上掲書、pp.105-109)
■□
何だかとても楽しそうですね。
サイトを見ても守備範囲の広さがうかがえますが、品目は主に生物標本限定で、医療・解剖系の品や鉱物は対象外のようです。また古書やアンティークの店とも一寸畑が違います。こういった店が、それぞれの色合いを保ちつつ軒を並べるパリは、やはり相当に奥が深いですね。
「日本人なら誰でも知っているファーブルを、フランス人はほとんど知らない」ということがよく言われますが、それはファーブルという「点」だけ取り出したときの話で、博物趣味の「面」的広がりにおいては、依然フランスに一日の長ありと認めざるを得ません。
天文ネタで書きたいことは多々あるのですが、時いまだ至らず、もう少し天文以外の話題を続けます。
★
先日、おやつさんにコメント欄で新たな博物系ショップを教えていただきました。
まずその1軒目が、パリのシテ島に程近いクロード・ナチュール。
■Claude Nature
http://www.claudenature.com/index.asp?p=114
何となくこの店名に聞き覚えがあるような気がしたのですが、「ん、そういえば…」とさっき思い出しました。
以前、奥本大三郎・今森光彦両氏による『ファーブル昆虫記の旅』(新潮社、2006)を紹介したときに、この店のことも書かれているのをメモしたことがありました。
http://mononoke.asablo.jp/blog/2007/02/28/1216422
改めて元の本を見ると、クロード・ナチュールのことに、かなり字数が費やされています。
このお店の雰囲気がよく分かるので、それを以下に転記してみます。
■□
デロールの次はサン=ジェルマン大通りのクロード・ナチュールに
行く。この店は親父さんがそれこそバリバリの現役虫屋で、自分で採
集にも行く、標本も作るという調子。息子がまたよく手伝っている。
金髪のおばさん店員はいつもハナ歌を唄いながらボール紙で標本箱
を作っている。
フランス人虫屋がまず買わないような、ごく普通のフランスの虫ま
で、丁寧に標本にして売っているのがこの店のありがたいところで、
私はここで、ファーブルの『昆虫記』に登場する虫の見事な標本をず
いぶん入手することができた。見事な、というのは、この親父がマニ
アックなだけあって、標本を作ってここに売りに来るアマチュア虫屋
連中も、凝りに凝った標本を作り上げるからである。
たとえば、ユーフォルビアスズメという蛾の幼虫は有毒で、自分の
毒性を誇示するためであろうか、まさに毒々しい、華美な色彩を有す
るのだが、その幼虫の内臓を丁寧に抜き、体内に空気を吹き込んで
膨らませながら乾燥させた、感心するしかない美しい標本を作る人が
いる。
あるいはまた、キンイロハナムグリという甲虫の、卵から幼虫、蛹
の標本をきれいに並べたものを作る人がいる。もっとも卵だけは模造
品らしい。
というようなわけで、クロード・ナチユールの親父、クロードさん
とはもう何年も親しくつき合っている。それに彼のいいところは、守備
範囲が広くて昆虫以外の生き物についてもよく識っていることである。
店内にはありとあらゆる生き物の標本が飾ってある。デロールの店とは
蒐集品の時代が違うから、虎や白熊とはいかないけれど、狩猟の獲
物や、交通事故に遭ったらしい小動物、蜘昧、蠍、それこそ鳥獣から
蛇蝎に至るまで揃っている。去年、私と一緒に来た魚やカエルの好
きな男とは、一方はフランス語を知らず、他方は日本語を知らないの
だが、カエルの声について議論するのに、互いにラテン語の学名と、
ケロケロとカエルの鳴き声とで話が通じるようであった。
今森さんが、コルシカのラスパイユマイマイの殻があるか訊くと、家
から明日持って来て置いておくとのこと。しかし二、三日して店に行って
みると、本人は採集に出て不在、約束の物は忘れたらしい。金髪お
ばさんが、「お尻ぺんぺんしとくから」という調子。
それでも頼めば何でも調達してくれそうで、現に店内には、中世の
伝説の、一角獣の骨格標本まで飾ってある。カモシカの額に北極海の
イッカクの角を生やしたものであろう。(上掲書、pp.105-109)
■□
何だかとても楽しそうですね。
サイトを見ても守備範囲の広さがうかがえますが、品目は主に生物標本限定で、医療・解剖系の品や鉱物は対象外のようです。また古書やアンティークの店とも一寸畑が違います。こういった店が、それぞれの色合いを保ちつつ軒を並べるパリは、やはり相当に奥が深いですね。
「日本人なら誰でも知っているファーブルを、フランス人はほとんど知らない」ということがよく言われますが、それはファーブルという「点」だけ取り出したときの話で、博物趣味の「面」的広がりにおいては、依然フランスに一日の長ありと認めざるを得ません。
Library at the End of the World ― 2009年08月04日 21時44分42秒
(窓からは水平線だけが見える Michele Oka Doner氏の書斎。Ellis et al., AT HOME WITH BOOKS, Potter, 1995より)
私が時おり秘かに訪問しているサイト(たぶん先方はご存知ないでしょう)に、ろすちゃさん&プロ・ビーラーさんの「世界の果ての図書館」というページがあります。
→http://homepage1.nifty.com/lostchild/
それはひとえに「世界の果ての図書館」という名前の響きに惹かれるのと、何よりもトップページを飾った歴代の図書館イラストを見たいがためです。
→http://homepage1.nifty.com/lostchild/top_pic.htm
海のかなた、空の涯、高山のいただき、手を伸ばせば今にも星に手が届きそうな、「世界の果て」に静かに立っている不思議な図書館。とても美しいイメージだと思います。
お気に入りの本と物が並び、猫がまどろむ、いかにも居心地がよさそうな館内も素敵です。
かく言う私の部屋は、下の絵にほんのちょっとだけ似ています。
→http://homepage1.nifty.com/lostchild/top_pic.files/021_window.jpg
小さな窓辺に据えた机、その両脇に並ぶ本棚、床の上に雑然と置かれたモノたち。
残念ながら、窓から見えるのは水平線ではなくて、隣家の壁であり、それを眺めているのは清楚な女性ではなくて、風采の上がらぬ男である点が若干違います。
私が時おり秘かに訪問しているサイト(たぶん先方はご存知ないでしょう)に、ろすちゃさん&プロ・ビーラーさんの「世界の果ての図書館」というページがあります。
→http://homepage1.nifty.com/lostchild/
それはひとえに「世界の果ての図書館」という名前の響きに惹かれるのと、何よりもトップページを飾った歴代の図書館イラストを見たいがためです。
→http://homepage1.nifty.com/lostchild/top_pic.htm
海のかなた、空の涯、高山のいただき、手を伸ばせば今にも星に手が届きそうな、「世界の果て」に静かに立っている不思議な図書館。とても美しいイメージだと思います。
お気に入りの本と物が並び、猫がまどろむ、いかにも居心地がよさそうな館内も素敵です。
かく言う私の部屋は、下の絵にほんのちょっとだけ似ています。
→http://homepage1.nifty.com/lostchild/top_pic.files/021_window.jpg
小さな窓辺に据えた机、その両脇に並ぶ本棚、床の上に雑然と置かれたモノたち。
残念ながら、窓から見えるのは水平線ではなくて、隣家の壁であり、それを眺めているのは清楚な女性ではなくて、風采の上がらぬ男である点が若干違います。
活動せるデロール ― 2009年07月26日 22時59分47秒
休日はまた懲りずに、博物系の画像を求めてウロウロ。
で、ふとYouTubeにデロールの動画がアップされているのを発見。
これはデロール好きの人にとっても、デロールの正体を今一つつかみかねている人にとっても朗報です。
■Insolite : Les secrets du taxidermiste ?
http://www.youtube.com/watch?v=CtkrcWOEMp4&feature=related
どうやら火事で焼ける前の姿のようですが、あのデロールの空間が、リアルに体感されます(それにしてもデロールの店員さん、昆虫標本の棚を開ける手つきが、何だかちょっと乱暴じゃないですかね)。
右側の関連動画にも、フラゴナールやら、興味をひく動画がいろいろあるので、併せてご覧ください。
★
ときに、書いていて自分でも矛盾しているというか、ワガママだと思うんですが、どうもYouTubeでデロールを見るという安易さが、デロールの陰影を少なからず損なっているような気が、一方ではします。
こうしてネットで紹介されているうちに、イメージとしてすっかり消費され、「デロール?ああ、あれね」という風になるのは、何だか寂しいような…。
たぶん私が探し求めているのは、デロールに仮託した「永遠に到達できないどこか」なのでしょう。ですから、動画を見るばかりでなく、たとえ現実のデロールを訪れたとしても、何か満たされないものが、きっと残るでしょう。
メーテルリンク風に、「その‘どこか’というのは、結局‘ここ’じゃないのかね」と言われれば、そんな気もしますが、でも、違うような気もします。
世界のヴンダーショップ(3) ― 2009年07月19日 10時56分24秒
(↑公式サイトより)
昨日の記事が長かったので、ちょっと一息。
★
見つけました、新たなヴンダーショップ。
というか、最近既出のお店です(http://mononoke.asablo.jp/blog/2009/07/03/4411040)。
パリはデロールの近くにある「古書+骨董」の店、Librairie Alain Brieux。
今回、再度載せる理由は、flickrで店内の写真を大量に見て、強い衝撃を受けたためです。
前回、動画を眺めて「店内の雰囲気はよく分かる」と書いたのですが、実際にはあんなものではなくて、想像以上にヴンダーなお店でした。というわけで、ここで改めてヴンダーショップ第3号に登録です。
■flickr:Librairie Alain Brieux
http://www.flickr.com/photos/astropop/sets/72157615898247967/
(右上にslide show ボタンがあります。)
デロールとは別の意味ですごい世界ですね。
天文系ももちろん充実していますが、それ以上に医療・解剖系の濃度が高めなので、苦手な方は用心して見てください。
同店には公式サイトもある由ですが、現在はまだ工事中の模様。
■Librairie Alain Brieux公式サイト
http://www.alainbrieux.com/
パリ訪問の機会があるまでぜひ存続してほしいスポットです。
【長ーい付記】
うつけでした。
さきほど記事をアップしてから気付いたのですが、上の flickr のフォトストリームは、先日コメント欄で Tizit さんに教えていただいた、解剖メインの博物系ブログ Morbid Anatomy (http://morbidanatomy.blogspot.com/)のブログ主、Joanna Ebenstein 氏の手になるものでした。微妙なシンクロニシティの作用ですね。
Ebenstein 氏のフォトコレクションは、まさにその手の驚異に惹かれる人にとっては、「解剖趣味のカリフォルニア」とも呼ぶべき豊饒の地でしょう。
★Morbid Anatomy (on FLICKR)
http://www.flickr.com/photos/astropop/collections/72157601772904023/
その手のものが苦手な方(私もどちらかといえばそうです)にも↓はお勧めです。
★Teylers Museum, Haarlem
http://www.flickr.com/photos/astropop/sets/72157612836663492/
18世紀末に創設された、オランダ最古の博物館、Teylers Museum の館内写真集。
味のあるケースやガラスドームに収められた、古い科学機器、鉱物、化石のたたずまいがとても美しい。
なんだか、人のふんどしを何枚も重ね履きして相撲を取ってしまいましたが、近頃ちょっと驚いたことでした。
昨日の記事が長かったので、ちょっと一息。
★
見つけました、新たなヴンダーショップ。
というか、最近既出のお店です(http://mononoke.asablo.jp/blog/2009/07/03/4411040)。
パリはデロールの近くにある「古書+骨董」の店、Librairie Alain Brieux。
今回、再度載せる理由は、flickrで店内の写真を大量に見て、強い衝撃を受けたためです。
前回、動画を眺めて「店内の雰囲気はよく分かる」と書いたのですが、実際にはあんなものではなくて、想像以上にヴンダーなお店でした。というわけで、ここで改めてヴンダーショップ第3号に登録です。
■flickr:Librairie Alain Brieux
http://www.flickr.com/photos/astropop/sets/72157615898247967/
(右上にslide show ボタンがあります。)
デロールとは別の意味ですごい世界ですね。
天文系ももちろん充実していますが、それ以上に医療・解剖系の濃度が高めなので、苦手な方は用心して見てください。
同店には公式サイトもある由ですが、現在はまだ工事中の模様。
■Librairie Alain Brieux公式サイト
http://www.alainbrieux.com/
パリ訪問の機会があるまでぜひ存続してほしいスポットです。
【長ーい付記】
うつけでした。
さきほど記事をアップしてから気付いたのですが、上の flickr のフォトストリームは、先日コメント欄で Tizit さんに教えていただいた、解剖メインの博物系ブログ Morbid Anatomy (http://morbidanatomy.blogspot.com/)のブログ主、Joanna Ebenstein 氏の手になるものでした。微妙なシンクロニシティの作用ですね。
Ebenstein 氏のフォトコレクションは、まさにその手の驚異に惹かれる人にとっては、「解剖趣味のカリフォルニア」とも呼ぶべき豊饒の地でしょう。
★Morbid Anatomy (on FLICKR)
http://www.flickr.com/photos/astropop/collections/72157601772904023/
その手のものが苦手な方(私もどちらかといえばそうです)にも↓はお勧めです。
★Teylers Museum, Haarlem
http://www.flickr.com/photos/astropop/sets/72157612836663492/
18世紀末に創設された、オランダ最古の博物館、Teylers Museum の館内写真集。
味のあるケースやガラスドームに収められた、古い科学機器、鉱物、化石のたたずまいがとても美しい。
なんだか、人のふんどしを何枚も重ね履きして相撲を取ってしまいましたが、近頃ちょっと驚いたことでした。
交感する博物系ブロガー ― 2009年07月12日 09時47分32秒
(ヨゼフィヌム医療博物館の展示より。出典:http://www.flickr.com/photos/curiousexpeditions/1772856618/in/set-72157602734884092/)
天文学辞典の話の途中ですが、少し寄り道。
★
休日の徒然に、また性懲りもなく「デロール」で検索していたら、関心空間内のTizitさんの日記にたどり着きました。(そういえば、以前、デロールの火事を知ったのもTizitさんの日記でした。)
■2009年6月14日:「類友連想遊戯」 (リンクは↓に)
「〔…〕普段から拝読している博物系ブロガーが、この街でイベントを開催することを知る。」
(え、博物系ブロガー…!)
「出迎えてくれたのは女性。そうだったんだ、そう言えば性別も気にしていなかったよ。図書館をテーマとしているだけに、会場一角の書棚にその手の書籍が隙間無く。」
(おお、「その手の書籍」…!)
「一方で書棚から周囲に目を転じると、その既視感たるや。デロールのノート、ヨゼフィヌムの女性蝋標本ピンナップ、プロテウスのDVD、〔…〕こういう時に共通言語があると話は広がりやすい。」
(然り…!)
「会場にはその他の名だたる博物系ブロガーの姿も。もちろん面識があった訳ではなく、彼女に紹介されて知る驚き。」
(ぎょぎょ!未知の博物系ブロガーの集団…!!!)
「『今回の旅行はこの街だけ?』と訊かれ、いや、ちょっとだけ時間があるからフィラデルフィアに行きたいと答えると…」
(ああ…!)
そう、このくだりを読むまで、私はTizitさんの文章は、どこか東京の一角の話だと勝手に思い込んで、心臓をどきどきさせていたのですが、うーむ、アメリカか。まあ、落ち着いて考えればそうですよね。
時間にすれば、ほんの一瞬のことですが、身近なところに博物系ブロガー大挙雲集…という光景にくらくらっとしました。その期待は外れたものの、でも、たとえ海の向こうにせよ、同好の士(たぶん)の存在は嬉しく且つ頼もしい気がします。
Tizitさんの日記は、とある「博物系のアンティークショップ」の店主との頬の緩むやりとりで終わっていますが、それは原文で味わってください。
■(Tizitさんの日記はこちら)http://www.kanshin.com/diary/1852271
【付記①】肝心の博物系ブログが気になります。
【付記②】日記に出てくる「ムター」とは、同地の医療系博物館、Mutter Museumのこと。公式サイトは、http://www.collphyphil.org/mutter.asp
【付記③】日本でも、例えば昨年記事に書いたイベント「錬金術師の招待状」(http://www.giovanni.jp/event/information.htm)などには、博物系ブロガー雲集の気配がありました。後続のイベントも何やら水面下で進行中と仄聞し、大いに楽しみにしています。
天文学辞典の話の途中ですが、少し寄り道。
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休日の徒然に、また性懲りもなく「デロール」で検索していたら、関心空間内のTizitさんの日記にたどり着きました。(そういえば、以前、デロールの火事を知ったのもTizitさんの日記でした。)
■2009年6月14日:「類友連想遊戯」 (リンクは↓に)
「〔…〕普段から拝読している博物系ブロガーが、この街でイベントを開催することを知る。」
(え、博物系ブロガー…!)
「出迎えてくれたのは女性。そうだったんだ、そう言えば性別も気にしていなかったよ。図書館をテーマとしているだけに、会場一角の書棚にその手の書籍が隙間無く。」
(おお、「その手の書籍」…!)
「一方で書棚から周囲に目を転じると、その既視感たるや。デロールのノート、ヨゼフィヌムの女性蝋標本ピンナップ、プロテウスのDVD、〔…〕こういう時に共通言語があると話は広がりやすい。」
(然り…!)
「会場にはその他の名だたる博物系ブロガーの姿も。もちろん面識があった訳ではなく、彼女に紹介されて知る驚き。」
(ぎょぎょ!未知の博物系ブロガーの集団…!!!)
「『今回の旅行はこの街だけ?』と訊かれ、いや、ちょっとだけ時間があるからフィラデルフィアに行きたいと答えると…」
(ああ…!)
そう、このくだりを読むまで、私はTizitさんの文章は、どこか東京の一角の話だと勝手に思い込んで、心臓をどきどきさせていたのですが、うーむ、アメリカか。まあ、落ち着いて考えればそうですよね。
時間にすれば、ほんの一瞬のことですが、身近なところに博物系ブロガー大挙雲集…という光景にくらくらっとしました。その期待は外れたものの、でも、たとえ海の向こうにせよ、同好の士(たぶん)の存在は嬉しく且つ頼もしい気がします。
Tizitさんの日記は、とある「博物系のアンティークショップ」の店主との頬の緩むやりとりで終わっていますが、それは原文で味わってください。
■(Tizitさんの日記はこちら)http://www.kanshin.com/diary/1852271
【付記①】肝心の博物系ブログが気になります。
【付記②】日記に出てくる「ムター」とは、同地の医療系博物館、Mutter Museumのこと。公式サイトは、http://www.collphyphil.org/mutter.asp
【付記③】日本でも、例えば昨年記事に書いたイベント「錬金術師の招待状」(http://www.giovanni.jp/event/information.htm)などには、博物系ブロガー雲集の気配がありました。後続のイベントも何やら水面下で進行中と仄聞し、大いに楽しみにしています。


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