呪粉2023年04月27日 06時35分52秒

えらい目に遭いました。
こないだ風邪っぽくて、ずっと寝ていたと書きました。そしてそれは回復したとも。
実際、そうには違いないのですが、しかし、あれは前駆症状だったのかもしれません。

昨日は朝から鼻水がとまらず、くしゃみも立て続けに出るし、目も涙目だし、これはどう見ても花粉症です。私は幸いなことに、これまで花粉症とは無縁で、しかも今年のスギ花粉シーズンもそろそろ終わりですから、なんで今さら?と、まさに青天に霹靂を聞く思いでした。でも花粉症というのは、出るときは突然出るものらしいですね。

何にせよ滝のように出る鼻水には勝てないので、仕事帰りにクリニックに寄ってきました。先生曰く、「今日は朝からあなたのような人が非常に多い。症状は確かに花粉症だが、雨と風で何かが巻き上げられたのかもしれない。たとえば黄砂とか…」という話で、とりあえず薬を飲んで1週間様子を見ることになりました。

花粉症じゃないといいなあと、祈るような気持ちですが、思うに私は今まで周囲の花粉症の人に冷淡過ぎました。前非を悔い、そうした人々の輪に加わり、共感共苦の連帯の道を歩むよう天が示された、これはすなわち天意であるのかもしれません。でも、天意でも何でも、やっぱり花粉症はいやなので、1週間おとなしく様子を見ることにします。

(アグネス・チャン 「風媒花(たんぽぽ)」、1980

 届け、届け、届け、あなたに届け。
 届け、届け、届け、風に負けるな。
 届け、届け、届け、遥かな町へ思いを伝えて。

ここでアグネス・チャンさんが思いを託しているのは、タンポポの綿毛なんでしょうが、風媒花が飛ばすのは花粉であって、あんまり遥かな町まで届いてほしくはないですね(そもそもタンポポは虫媒花です)。

   ★

結局、本来の記事はまた書けませんでした。
でも頭出しだけしておくと、今年は「プラネタリウム100年」なので、プラネタリウムの話題を書こうと思っています。