【閑語】緑と黒2024年07月07日 17時36分57秒



小池百合子さんを表現するのにぴったりの言葉って何かなあ…と歩きながら考えていて、最初は「邪悪」かと思いましたが、何かもっとぴったりの言葉があるような気がして、「虚栄」とか、「我欲」とか、「専制」とか、いろいろ考えているうちに、「陰険」という言葉が自分的にはいちばんしっくりくるなと思いました。次点は「腹黒」ですかね。

まあ、小池さんの悪口を感情的に言い募るだけでは何の意味もないんですが、でも私が都民だったら、あの人を首長にいただくのは耐え難い気がします。陰険な人は本当に困ります。そして陰険な上に邪悪で腹黒で、虚栄と我欲にまみれた専制を敷かれたら、本当に救いがないです。

私の地元である名古屋市長の河村たかしさんも大概な人で、首長としてはまったく支持できないんですが、河村さんには後ろ暗い醜聞や疑惑がついて回らないのは特筆すべき点で、その点では小池さんと同日の談ではありません。

コメント

_ S.U ― 2024年07月08日 05時51分51秒

他所の首長さんの悪口はあまり言いたくありませんが、小池さんも河村さんも個性と我の強い方のようですね。まあ、これは選挙民がそういう人たちを選ぶのだからまずはしかたがないと言えます。
 私が思うに、首長というのは、選挙では1票でも多く比較1位だったらなれるわけで、得票率51%ならもちろん、49%でも40%でも1位なら全権を掌握できるのですから、住民の半分くらいは常にソリが合わないと思うべきで、個性が強い人というのは考えもので、譲って個性が強いのも持ち味としても、実際の政治に我を通す人は、敬遠したいと思います。以前、革新系首長が流行った昔は、学者や弁護士を立てて、その人に仮に学問的な信念があったとしても、政治的には周りのブレーンが主導して個性を消すというパターンがあって、それを選挙民が評価していたということがあったと思います。ところが、今は本人の個性が強いのがよく、周りのブレーンが出しゃばるのは側用人政治で良くない(だから側用人がいても隠すことになり黒幕政治になってより悪くなるのですが)というふうに、選挙民の評価感情が変わってきているように思います。側用人を表に出して善し悪しを見るべきで、選挙民には、もうちょっとと考えてもらえないものかと思います。

_ 玉青 ― 2024年07月09日 05時46分15秒

本当にそうですね。戦略として「強そうなリーダー像」を演出するのは結構ですが、実際リーダー単独でなんでも決められるわけはないし、「側用人」を可視化することで、かえって信頼が増すのか、あるいはよこしまなものが露呈するのか、そこに敏感でありたいですね。せめて副知事や副市長をどこから連れてくるか、肝入りの新設部署のトップに誰が就くかは、すぐ分かることですから、その背景も含めて、世間はもっと注目してよいかと思います。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック