花の粉、鼻の水2026年02月28日 13時51分38秒

世の中に絶えて花粉のなかりせば 
春の心はのどけからまし

冗談抜きでそう思っている方も大勢いらっしゃることでしょう。


スギ花粉は、昔の学習顕微鏡に付属するプレパラートセットの中では定番でした。
…と思いつつ、よく考えたら定番はマツの花粉だったかもしれませんが、とりあえずスギも準定番ということにして、話を進めます。


私が子供のころは、花粉症がまだほとんど話題になってなかったので(公害問題の方がよほど深刻でした)、スギ花粉を見ても「ふーん」で終わっていましたが、今の目で見ると、そこに複雑な思いが重なります。


こんな小さな相手に、なぜこれほど苦しまなければならないのか。
まあ、小さな相手だからこそ厄介なわけで、花粉がゴルフボールぐらいの大きさだったら、もうちょっと対策の仕方もあるでしょう。

とはいえ、私自身はくしゃみが出たり、目がムズムズしたり、花粉に反応はするものの、幸い未だ重篤な症状はないので、春の心はわりあいのどかです。でも、この先どうなるか。齢をとれば免疫力が低下し、花粉症も軽症化する…という説に期待したいですが、仮にそれが正しいとしても、それを手放しで喜べるかというと微妙です。

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秋の心と書いて愁(うれ)い。
「春愁」という言葉もありますが、今後はずばり春の心と書いて「うれい」と読む新字ができてもいいですね。

…と思ったら、「憃」という漢字はちゃんとあって、「おろか」「みだれる」と読むんだそうです。まあ愚かかどうかはさておき、春になると心が乱れるのは確かですね。

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年度末の片付け仕事でアップアップしているのと、来週木曜日に人前で話す機会があり、その準備に追われています。それを勘定に入れると、やっぱりあんまりのどかではなくて、記事の方はしばらく開店休業です。