二廃人、選挙をふり返る2026年02月09日 16時22分36秒

やあ、選挙が終わったね。

ああ、ずいぶん極端な結果だったな。

ぼくはもうちょっと与野党が拮抗するかと思ってたよ。

まさに地滑り的大勝利だな。

今回の選挙は、なんだかずいぶんふわふわした、妙な手触りだったね。リアリティの感じられない選挙というか。

ふわふわどころか、今回の選挙はまさにワンイッシューの選挙だったじゃないか。

え、そんなものあったかい?結局、何が争点かよく分からなかったけど…。

ワンイッシューは、高市さんそのものさ。

なるほど、「サナちゃん選挙」か。

そう。「これは私への信任を問う選挙です」みたいなことを勝手に宣言して、全部自分の土俵に乗っけて、自分の支持率が高いうちに勝負に出りゃ、そうなっても不思議はない。ありゃ大阪で府知事と市長がつるんで、ひと芝居を打ったときの手口に学んだのかもしれんな。

自民党の大勝ということは、野党…この場合は立民と公明だけど、彼らの大敗と裏表だろ。そっちはどうしてなの。

「サナちゃん選挙」となれば、野党は手も足も出ないよ。何せ論点がないんだから。何をどう訴えればいいのかわからない。まさに垂直の壁を前にしたようなものさ。生活者ファーストなんて、当たり前すぎて何のインパクトもない。

なるほどなあ、高市さんも大した知恵者だ。でも「大義なき選挙」とかはみんな言ってたけど、そういう明白なカラクリにはあまり気づいてなかったね。

手品をやるときは堂々とやらないとダメさ。

それにしても、世間の人はそんなに自民党をありがたいものと感じているのかなあ…。統一教会とか、裏金問題とか、いかがわしいニュースは一体どこに消えちゃったんだろう。

たしかに情報操作もうまかったんだろ。「文春砲」も打つタイミングが悪かった。選挙期間中は報道も追っかけをしないから。

これからどうなるんだろうね。

改憲発議とか、きな臭い話がくすぶるのは間違いなかろうよ。しかし咲けば散り、満ちては欠ける世のならい。高市天下がこのまま続くってこともないだろ。

まあ自民党内の暗闘だってあるだろうし、これだけ議員を抱えれば、身持ちの悪い議員の不祥事だって出るだろうしね。でも、プーチン体制みたいになったらヤダね。

確かにな。まあ、そうなったら万事休すだけど、意外にその前にフェーズが変わるんじゃないかな。

というと?

今後の分水嶺は、期待した「飴」がもらえなかったときに、人々がどう反応するかだと思う。安倍さんのときもそうだったけど、高市人気の巨大な源泉は「株」さ。儲かりさえすれば、せっせと高市大明神にお神酒を供える人だって、貧乏神の影がちらつき始めたら、さてどう出るか。思想信条に基づいて支持している人を除けば、世間は存外シビアだからな。

なるほどね。それを思うと、老後資金問題で「皆さんせっせと投資に励んでください」みたいな話になったとき、庶民までもがNISAだなんだで財布をはたいたのは、虎の子を政府の人質に差し出したのと一緒だね。あれで結構、政府にモノを言いにくくなった気がする。

まあ、お前さんにしても、俺にしても、その点は何の心配もいらないからな。これからも大いにモノ申していこうじゃないか。

よし、それならこっちもお神酒といこう。ちょうどここに、こんないいものがある。

なんだ、結局そうなるか。まあいいや、よし持たざる者の意地に乾杯!

乾杯!

コメント

_ S.U ― 2026年02月10日 09時13分03秒

>老後資金問題~虎の子

 具体的戦略が気になるトシに私もなりましたが、疑問に思うのは、「自己資金で投資すれば、免税してもらえる」という制度そのものの存在です。確かに、NISAなどの投資は自由です。
 でも、考えてみると、政府は、これまで、社会保障の基金をリスク付き投資に使って、その利益と税金の補充を合わせて、公的制度として維持していたわけですね。そこで、新たに、税金と私的財産を混ぜて、一般庶民の判断でリスク付き投資をさせるということは、経済学的には、公が民に一方的にリスク管理とその責任を押しつけるアイデア(投資しないと貴方の税金が回収できませんという理屈)ではないかと思います。いよいよ、経済政策の構造が壊れてきたと思わざるを得ません。

_ 玉青 ― 2026年02月11日 13時40分22秒

リスクを取る分、税制面で優遇するというのは、その後の成長果実も見込んだ上での「起業支援策」とかなら、まだ分るんですが、庶民の虎の子の場合、虚心に見れば、おためごかしの「さあ、張った張った!」以外の何物でもないですよね。まったく油断のならぬ話です。

_ S.U ― 2026年02月12日 05時23分32秒

まことにおっしゃる通りで、個人でも法人でも投資というのは、本質として、ある程度の余裕資金を、攻め(投機)と守り(ヘッジ)に意味づけしてやらないと意味がないもので、そもそも少額の「虎の子」では、攻めは論外、守りにもタシにならないものと考えます。個人向けの前提では、NISAのプランはそれなりに考えられているのでしょうが、投資のプロからみたらどっちつかずのゴミにみえるのではないかと思います。素人の私から見ても、ゴミとは言えませんが、おもちゃていどの値打ちだと思います。

 まあ、国が税金を投入して進めているものですから、面と向かってクズ呼ばわりはしにくいし、おもちゃであっても精神保全にはなるでしょうから否定はしません。ただ、こういうものは、積立型でも、予想通りに積み上がっていくことはないので、精神を鍛えた上で臨まないと保全にもならないと思います。なんのことやらだと思います。

_ 玉青 ― 2026年02月14日 11時38分34秒

いやあ、しかしS.Uさんとこんな話題で盛り上がる日が来るとは(笑)。
私がその辺のカラクリを気にするようになったのも、ずばり齢のせいで、虎の子防衛が切実な問題になってきたからですね。まこと、霞を食べて生きていくわけにはいかない己の限界を感じますが、まあ賢治さんだって、長寿を保ったら同じような心配をしたかもしれません。

_ S.U ― 2026年02月14日 17時28分33秒

そうですね。

 「霞だけ」とはまいりませんが、霞は霞として食べて滋養として生きていきたいと思います。

_ 玉青 ― 2026年02月15日 09時26分18秒

おお、なんだか記事中の青い人と赤い人みたいですね(笑)。
では我々も霞を肴に盃を傾けつつ、大いに気を吐くことにしましょう。
乾杯!

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