ウィリアム・ハーシェルの肉筆原稿2006年11月08日 23時43分56秒


今度の土曜日は、日本ハーシェル協会の年会の日です。私も出席の予定。

写真は天王星の発見者として名高い、ウィリアム・ハーシェル(Herschel, Sir William 1738~1822)の自筆原稿です。

後年(1865年)、同じく天文学者だった息子のジョン・ハーシェルが、知人宛てに亡父の手蹟を贈ったことがあったらしく、別にジョンの自筆贈り状も付属します。ハーシェル親子2代にちなむ品、というわけで、ハーシェル協会員としては自慢の一品なのです。

内容はというと、

“The term easier reflected, … the mixture in each small circle cannot follow the proportion pointed out, as is evident by considering that each colour will be freed from admixture of rays as soon as the neighbouring rays leave its circumferences …”.

とあって、どうも光学について論じた論文草稿のようですが、はっきりしません。

200年前、ハーシェルがじかに触れ、ペンを走らせた、まさにその紙片が今目の前にある…というのが、どうにも不思議な感じです。

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