瑠璃色の虫 ― 2016年06月14日 07時00分34秒
いかに海洋堂のフィギュアがよく出来ていても、本物のオサムシの繊細さを全て表現することは望むべくもありません。
オオルリオサムシ。
東急ハンズでも見かける、ネイチャーサイエンス社(札幌)の壜入り昆虫標本です。
東急ハンズでも見かける、ネイチャーサイエンス社(札幌)の壜入り昆虫標本です。
何度見ても美しい衣装。
緑好きの影響はこういうところにも及んでいて、ショーケースに沢山標本が並んでいる中でも、ついこの色に目が向きます。
緑好きの影響はこういうところにも及んでいて、ショーケースに沢山標本が並んでいる中でも、ついこの色に目が向きます。
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ネイチャーサイエンス社(http://naturescience.jp/)は、北海道生まれの教育雑貨ブランドで、その主力商品が、こうした壜入りの昆虫標本です。
パッと見、その値付けを高いように感じたのですが、これは技術料込みであるのと、完品のみ扱うことによる歩留まりの低さも影響しているのでしょう。一頭一頭、きちんと採集データが記載されているのは良心的で、社名に恥じぬ配慮です。
ここでさらに注目されるのは、同社代表の八戸耀生さんのことで、八戸さんは航空写真家として、熱気球からの空撮で、その方面では有名な方だそうです。八戸さんからすると、熱気球カメラマンがご本業で、昆虫標本の販売は副業ということになるのかもしれませんが、いずれにしても何だか不思議な方であり、そういう生き方に羨望を感じます。
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