竹類標本への道…パズルを解く ― 2025年02月12日 06時17分13秒
(昨日のつづき)
問題の箇所をじっと見ているうちに、私の脳裏に突如閃くものがありました。
「ある、確かにあるぞ。「理科準備室」へと至るルートが!」
言葉で説明するのはとても難しいですが、私の方略はこうです。
「まず、人体模型のケースの脇に立っている書類入れを抜き取り、ケースをわずかに横に動かす。するとケースを前方に動かす余地が生まれる。その状態でケースを前方に精一杯引き出し、すぐ脇のスライド書棚の棚を横に動かすんだ。そこにできたわずかな隙間に身体をねじ込めば、「理科準備室」の扉の前に到達できるはず…」
こう書いても何のことやらですが、要は「箱入り娘」の脱出パズルのように、ピースを順番に動かしていくと、そこに活路が開けそうだ…ということです。
私はジョジョに出てくる「柱の男」サンタナのように、奇怪なポーズでその隙間に潜り込み、身体を精一杯細くすることで、ついに目的を果たすことができたのでした。
人間、この偉大なるものよ。
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どうでもいいことに字数を費やしましたが、それだけ私は嬉しく、また自分の才知を誇りに思ったのです。そしてまた、その成果は十分にあったので、どうかつまらない自慢話もご寛恕いただければと思います。
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さて、発掘された竹類標本というのがこれです。
全体は41.5×35×12cmという、かなり大きな木箱に入っています。
肝心の中身を以下に見てみます。
(この項さらにつづく)
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