混沌からの秩序 ― 2026年03月18日 05時43分59秒
ハレー彗星の絵葉書を載せ、その絵葉書が載っている本を載せました。
しかし、その陰にあった苦闘についても、苦闘を味わった本人として書いておきたい気がします。
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この前の土日、例の絵葉書をネタに記事を書こうと思ったところから、苦闘は始まります。記事でも書いたように、この絵葉書は以前ハレー彗星に関する本で見た記憶があったので、ついでに写真を撮ろうと思って本を探したのですが、あるべきはずの所にありません。「おかしいなあ…」と、あちこちに積み上がった史料や本をどけているうちに、だんだん辺りが混沌としてきました。
「こんなことではいかん、あるべき物があるべき場所にないと、私の余生は探し物で終わってしまう」と一念発起、片付けを始めたのが土曜の朝のことです。それから延々と片付けを続け、最終的に終わったのは日曜の朝のことでした(徹夜したわけではありませんが)。
その成果の一端が上の写真です。
何がどう片付いたのか、これだけだと分からないと思いますが、本棚と天井の隙間が、これまではいちばんの「魔所」でした。何となく手頃な空間なので、何でもとりあえず突っ込んでしまいがちだったからです。
片付いた状態を改めて見るとどうでしょう、本の“スカイライン”が揃っていますよね。そして何よりも背表紙が見える。これが私にとってはすごいことなのです。
“エントロピーの局所的減少は、外部からのエネルギー供給によって行われる”。そのエネルギー供給こそが、私の苦闘の正体に他なりません。私は熱力学第2法則に果敢に挑み、そして部分的勝利を得たのです。
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片付けの過程で、まったく存在を忘れていた品や、そもそもなぜ買ったのか思い出せない品を見つけて、うろたえもしたし、嬉しい驚きを味わいもしました。まあ、それだけモノを買っても、買った当人はちっとも成長していないのは遺憾ですけれど、このブログにとっては裨益するところ大で、そこからまたいろいろな物語ならぬ「モノ語り」が始まることでしょう。

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