ステレオ写真…「天文学の授業」2006年11月18日 19時57分06秒


この前アメリカから届いた、「Lecuture on Astronomy」と題したステレオ写真。
向かって右側の写真を拡大してみました。

メーカー名は不詳ですが、「Popular Series」と余白に印刷されています。
時代はほぼ確実に19世紀のものでしょう。

コミカルな場面に、こういうラッパ型の望遠鏡が登場するのを前にも見た記憶がありますが、それにしてもどこからこんな珍妙な望遠鏡のイコンが生れたんでしょうか? 現実にこんな形の望遠鏡が使われたとは思えませんが…。

先生役の子どもの装束や、擬人化された月や星を描いた掛図も気になります。

もちろん、作り手自身、これが戯画化された表現であることは百も承知だったでしょうが、それでも天文学というと、何か魔法めいた連想の働く時代が、19世紀後半まで長く続いたことを証しているようです。

コメント

_ icco ― 2006年11月19日 17時55分37秒

 学芸会のような雰囲気もあり、かわいらしい写真ですね。天文学というと、私にとっては難しく距離のある学問のように思えますが、子どものころであれば先入観なしに吸収できたのかな…とも感じさせられました。
***
 今日は1日冷たい雨が降り、暖房器具が恋しくなりました。星を眺めるのも寒い季節になりましたが、玉青さんも風邪など引かれぬよう…

_ 玉青 ― 2006年11月19日 19時37分39秒

あー…ダメです。風邪を引きました。昼から風邪薬を飲んで、こんこんと眠り続けました。(そのおかげで一寸楽になりました。)

でも冬はそんなに嫌いではありません。何と言っても街中でも星が一番きれいに輝く季節ですから。思えばオリオン座をずいぶん長いこと見上げてきたものです。

まあ今日は星も見えないので、再び眠りにつきます。iccoさんもどうぞご自愛ください。

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