プロイセンゴールドのシガレットカード…ヤーキス天文台 ― 2007年05月09日 06時11分55秒
描かれているのは、シカゴ近郊のヤーキス天文台に鎮座する、有名な101cm屈折望遠鏡(1897完成)。
昨日のカードと大差ない構図ですが、ここではキャプションに注目。
「アメリカのある天文台の内部」
おや?固有名詞ゼロ…。いぶかしく思いながら、裏面の解説文を読むと、ここにも「対物レンズと接眼レンズからなるタイプを屈折望遠鏡と呼ぶ云々」、といったことが書かれているだけで、この望遠鏡がいったいどこの代物か、さっぱり分かりません。
史上最大の屈折望遠鏡も形無し。ドイツ人は身びいきの要素が強いのか?
ちなみに、このカードが発行された1933年には、ヒトラーが首相に就任し(翌年「総統」)、ドイツはナチス一色に染まっていきますが、そんな時代背景もチラと頭をかすめます。うがちすぎかもしれませんが…。
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