実験の時間(4)…英国編2012年09月02日 17時33分44秒

日本を離れ、異国の理科室を見に行きます。

↓はイギリスの化学実験室の光景を写した、1900年代初頭の絵葉書。


写っているのはロンドン東郊、エセックス州チェルムスフォードにある「キング・エドワード6世校」。同校は遠く中世に淵源を持ち、11歳から18歳までの男子のみが在籍するグラマースクール(中等学校)です。

ニッカーボッカーの少年も、長ズボンの男の子も、皆なかなか様になっていますね。
何の実験かはよく分かりませんが、左側の少年たちは、ビュレットを用いて滴定しているようです。右側の2人はまた別の作業をしているのか、高温の炎を作り出すための「ふいご」が足下に見えます。

大小さまざまの薬品壜の連なりに、えもいわれぬ魅力を感じる「壜フェチ」の方もおられるのでは?

コメント

_ cat1516 ― 2018年02月28日 00時16分48秒

私もガラスフェチみたいなところはあります。最近は、かなりマイナーですが、ラムネ瓶の収集とサメの歯をガラス瓶に入れて標本にしています。前者ですが、昔のオールガラス製のものが好きで、日本のラムネ瓶にもいろんな色かたち大きさのものがあるみたいです。自分の趣味のことですみません。博物学と壜の相性もかなりいいような気がします。また、理科趣味でいうと、プレパラートもガラス製ですし、こちらも相性が良さそうな気がします。

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