キノコさん一家 ― 2014年11月17日 07時03分08秒
キノコといえば、パリの博物商・デロールから、こんなゲームが出ています。
タイトルは「Jeu des 7 familles」(ジュウ・デ・セット・ファミーユ)。
題材が題材だけに、最初、この「familles」 というのは、分類学上の「科」の意味かと思いました。でも、話を聞いてみると、フランスには元々そういう名前のゲームがあるのだそうです。
題材が題材だけに、最初、この「familles」 というのは、分類学上の「科」の意味かと思いました。でも、話を聞いてみると、フランスには元々そういう名前のゲームがあるのだそうです。
要は、祖父母・両親・息子・娘の6人家族が7組あるという設定で、それらを表わす都合42枚のカードを互いにやり取りして、早く1つの家族をコンプリートしたプレイヤーが勝ちというゲームです(ちなみにイギリスにも「Happy Families」という同工異曲のゲームがある由)。
デロール版は、それをキノコに応用したもので、分類学的近縁性(さらに食べられるかどうか)によって7組の「家族」が出来ています。キノコの絵は、同社の古い掛図から採ったもの。
カードを裏返せば、そこには夕闇迫るデロールのショーウィンドウが…。
★
キノコ鍋で団欒も結構ですが、ときにはこういう博物趣味的団欒も良いものです。
(でもまあ、我が家にそんなひと時があるかと言われると…)
(でもまあ、我が家にそんなひと時があるかと言われると…)
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