博物蒐集家の夏休み2016年07月16日 13時58分57秒

雨模様なのに、蝉が盛んに鳴いています。
今鳴かなければ、他に鳴くときが無いことを知っているかのようです。
日本だけでなく、世界中が揺れ動き、流動化していますが、窓から見える景色はひどく静かです。

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昨日につづき、夏休み向きのイベントのご紹介。


机上のDMに目をやれば、これまた本ブログではお馴染みの『博物蒐集家の応接間』の文字が。


神出鬼没の企画ですが、今回は東京池袋の三省堂書店が会場です。

■博物蒐集家の応接間――避暑地の休暇 旅の始まり
○会期 2016年7月20日(水)~8月31日(水)
      10:00-22:00 (年中無休)
○会場 三省堂書店池袋本店 4階 Naturalis Historia(ナチュラルヒストリエ)
      東京都豊島区南池袋1-28-1
      アクセスMAP http://ikebukuro.books-sanseido.co.jp/access
○参加ショップ
      Landschapboek(ランスハップブック)、piika(ピィカ)、dubhe(ドゥーベ)、
      メルキュール骨董店、antique Salon
○公式ページ http://ameblo.jp/salon-histoire-naturelle/

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第5回を迎える今回のテーマは、避暑地の休暇、そして旅。


鞄ひとつ手に、避暑地に向った博物蒐集家の夏の思い出。
物憂げな瞳と、孤独な背中の持ち主である彼は、そこで何を目にし、何を手に入れるのか。豊かな自然と匂い立つような生命。かりそめの出逢いと別れ。

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今回は、私も会場のディスプレイで少し協力します。
それと7月23日(土)の夕方には、「天文趣味と天文アンティーク」の題目で、少しお話しする時間を作っていただきました(申込みはすでに終了の由)。

当日まであと1週間を切ったのに、まだ話の内容が決まってないという、実にゆるゆるな企画ですけれど、メルキュール骨董店さん秘蔵の幻燈器を使って、古い天体スライドを投影したりしながら、天文アンティークの魅力について、ぼそぼそと語る予定です。

せっかくの夏休みですから、何事も鷹揚にいきましょう。