首都の週末(3)…星の子ども(前編)2016年07月28日 21時21分51秒

東京駅から西荻窪に向う途中で道に踏み迷いましたが、元の地点に戻ります。

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袖触れ合うも他生の縁」と言いますが、長く生きていると、本当にそうだな…と感じることが多々あります。

西荻窪で「星の子ども」展を開催されたとこさん(以下、TOKOさん)や、この日、西荻窪から池袋までずっとお付き合いいただいた時計荘のzabienaさん(以下、時計荘さん)とも、文字通り袖が触れ合ったことから、言葉を交わすようになったのでした。

10年前、東大総合研究博物館で、もし床しい和服姿のTOKOさんを見かけなかったら…。あるいは3年前、初めて訪れたcafeSAYAで、偶然時計荘さんと相席にならなかったら…。 これぞまさに縁というものでしょう。

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そのTOKOさんの個展については、以下に既報です。


駅で時計荘さんと落ち合い、ギャラリー cadoccoの前まで来ると、既に会場は多くの先客でにぎわっていました。展示の様子は、ギャラリーの特設ページでも見ることができますが、壁面にはペン画や水彩画の原画がずらりと並び、それらもTOKOさんの画業のほんの一端に過ぎないので、20年の厚みはやはりすごいです。

(時計荘さんに頂いた「時計荘×シャララ舎」作、蛍石の琥珀糖。右は本物の蛍石。)

お客さんも多く、あまりお邪魔してもいけないので、久闊を叙したあと早々に会場を後にし、時計荘さんと駅前の昭和な喫茶店で四方山話をしてから、いっしょに池袋に向った…というのが、この日の行程でした。

それにしても、お二人とも元気だなあ…と、心底思いました。
私に羨ましがられても、別に嬉しくはないでしょうが、でも羨ましかったです。

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この日の思い出に、ここでもモノにこだわって、いろいろ購入させていただきました。



(モノを交えつつ、おもむろにこの項つづく)