1896年、アマースト大学日食観測隊の思い出(1)2025年06月29日 14時29分10秒

先に1936年の北海道日食の話題を取り上げ、その40年前、1896年にも北海道で日食があったことに触れました。

1896年というと、来年でちょうど130年。日本はまだ明治の半ばで、「ゴールデンカムイ」の舞台よりも、さらに10年余り先行する時代です。西暦でいっても何せ19世紀のことですから、思えばずいぶん昔の話です。

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そんな昔、手つかずの大自然が広がる北海道を、アメリカの日食観測隊が訪れました。天文学者のデイヴィッド・トッド(David Peck Todd、1855-1939)率いるアマースト大学(マサチューセッツ州)の一行です。

(日食遠征後の1903年に建設されたアマースト大学天文台内部とアルヴァン・クラーク製18インチ(46cm)屈折望遠鏡。1908年、同地で投函された絵葉書)

(葉書の文面によれば、望遠鏡と一緒に写っているのがトッド教授で、隣はおそらく夫人のメイベル(Mabel Loomis Todd、1856-1932)

(同天文台の外観。同じく1900年代初頭の絵葉書)

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このアマースト隊を偲ぶ品が手元にあるので、それを紹介しようと思うのですが、まずはアマースト隊来日の背景と概要を述べておきます。

(この項、ゆっくりと続きます)

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