襲い来るクラゲたち2009年08月20日 22時03分17秒


さらにしつこくクラゲのカードを載せます。
これまたリービッヒ・カードの一種(表示はオランダ語)。

前回のシリーズからおよそ30年が経過した、1930年代に出た品で、本来はこれも6枚1セットだったと思いますが、今手元にあるのは上の4枚だけです。

文化の傍流にあるクロモカードとはいえ、時代の空気は争えないものですね。昔の奥ゆかしさは消え、色彩も、画題も、より濃い味わいになっているのを感じます。

それにしても、ここに描かれたクラゲたちの<面構え>といったら…!
何だか、奇怪さをことさらに強調しているみたいで、コメント欄でS.Uさんが書かれていたように、食品のおまけとして一寸どうなんでしょうか。この絵を見て食が進むとは到底思えませんが…。