ひとひらのワーナー・アンド・スウェイジー2024年04月20日 06時00分46秒

我が家には大きな天文台も小さな天文台もありませんが、ワーナー社をしのぶ品がひとつだけあります。


それは小さな双眼鏡で、


口径1インチ、倍率は6倍という、これ以上ないぐらい小さな製品です。


どういう光路になっているのか、ちょっと変わったシルエット。


これがワーナー社の製品であることは疑いようがなく、



そこにはクリーブランドのワーナー社の名前と共に、「1902年3月18日パテント取得」の文字が刻まれています。


ワーナー社の可憐な夢のかけらを前にして詠んだのが今日の記事のタイトルで、「ぶらんこ」が超感覚的に春の季語とされているように、「ワーナー・アンド・スウェイジー」も春の季語である…ということにしておきましょう。
自ら付け句してかくなむ。

ひとひらのワーナー・アンド・スウェイジー
月もおぼろに 星もおぼろに