冬の月 ― 2025年12月06日 16時40分41秒
今週は「大忙し」というほどでもないですが、「小忙し」ぐらいではあって、あまり記事が書けませんでした。これも師走ならではですが、もうちょっと余裕が欲しいです。
ときに、昨日は満月。
仕事からの帰り途、東の空に20ワット電球のような月が浮かんでいました。
その暖かい色合いを眺めながら、「ああ冬の月もいいものだなあ」と思いました。
その月を目に焼き付けたまま、新聞を開いて、ハッとさせられました。
中日新聞の夕刊には、「星の物語」という小コラムが連載されていて(姉妹紙の東京新聞にも載っているかもしれません)、その昨日の回に、思わず「なるほど」と思ったのです。
地球が太陽にもっとも近づく、すなわち近日点通過は1月の初めだ…ということは、私も知識として知っていました。しかしそのことは同時に、地球の周りを回る月も、その前後に太陽にもっとも近づくことを意味している…という点まで私の知恵は回っていませんでした。純粋に地球と月の位置関係で決まる「スーパームーン」とは別に、太陽と月の距離を考えれば、冬の月はそれだけ多くの太陽光を受けて、明るく光っているわけです。
冬の月は明るい―。
還暦を過ぎてから、そのことに初めて気が付きました。
ちょうど去年の今頃、「冬は夏より短い」と書きましたが【LINK】、それに匹敵する気付きです。両者は密接に関係しているので、本当だったら去年、「冬の月は明るい」と気づいても良かったのですが、才気煥発ならざる身としてはやむを得ません。
コメント
_ S.U ― 2025年12月10日 08時49分47秒
_ 玉青 ― 2025年12月11日 06時10分39秒
>スーパームーンの季節の周期がどうなるか
そこには必然的に何らかの周期性があるのでしょうけれど、そこまで考えるとなかなか奥深いですね。いずれにしても、月が太陽にも地球にも一番近い「ウルトラスーパームーン」は冬に見られるはずですが、それはいつなんでしょうね。
地球から見た月についていえば、地球の軌道の離心率が0.0167で、月のそれが 0.0549ですから、月の楕円軌道に由来する明暗変化のほうが、地球の楕円軌道に由来する明暗変化よりもはるかに大きく作用するので、「冬の月は明るい」とも単純に言い難いですが、一方で月から見た太陽を考えれば、地球の北半球が冬に相当する時期、月面から見た太陽は最も大きく、月の平原は最も明るく輝く道理ですから、単位面積当たりの輝度で比べれば、やはり「冬の月は明るい」といって差し支えなく、この辺はいくぶん丁寧な言葉遣いが求められるかもしれません。
そこには必然的に何らかの周期性があるのでしょうけれど、そこまで考えるとなかなか奥深いですね。いずれにしても、月が太陽にも地球にも一番近い「ウルトラスーパームーン」は冬に見られるはずですが、それはいつなんでしょうね。
地球から見た月についていえば、地球の軌道の離心率が0.0167で、月のそれが 0.0549ですから、月の楕円軌道に由来する明暗変化のほうが、地球の楕円軌道に由来する明暗変化よりもはるかに大きく作用するので、「冬の月は明るい」とも単純に言い難いですが、一方で月から見た太陽を考えれば、地球の北半球が冬に相当する時期、月面から見た太陽は最も大きく、月の平原は最も明るく輝く道理ですから、単位面積当たりの輝度で比べれば、やはり「冬の月は明るい」といって差し支えなく、この辺はいくぶん丁寧な言葉遣いが求められるかもしれません。
_ S.U ― 2025年12月11日 07時17分41秒
>スーパームーンの季節の周期
スーパームーンの季節の周期性について、AIに尋ねてみましたが、AIの思考方法もあってなかなか興味深いです。「スーパームーンの周期は?」 と尋ねると、今年のように3カ月連続ということもあってかっちり決まった周期はありませんが、近点月と朔望月の会合周期から約412日になります。これは、1年と47日ですから、毎年、スーパームーンは1~2カ月ずつ遅くなり、冬にスーパームーンが起こる時期は約8年で繰り返すことになります。
しかし、AIはけっこう18~19年説を出してきます。それは、ちょうど8年後は、同じ日付付近で満月にならないからです。だから、同じ日付で満月になることを優先するとメトン周期の19年になるようですが、19年後では、同じ日付の満月が必ずしもその年の最近接の満月にはならないというジレンマが起こります。
>月から見た太陽を考えれば
天体写真撮影で重要なのは、被写体にどれだけの輝度(照度)があるかであって、ズームの強さや観測者の距離は副次的になりますので、月と太陽の距離が問題になりますが、そういう心配をしているひとはこれまでに見たことがありません。
スーパームーンの季節の周期性について、AIに尋ねてみましたが、AIの思考方法もあってなかなか興味深いです。「スーパームーンの周期は?」 と尋ねると、今年のように3カ月連続ということもあってかっちり決まった周期はありませんが、近点月と朔望月の会合周期から約412日になります。これは、1年と47日ですから、毎年、スーパームーンは1~2カ月ずつ遅くなり、冬にスーパームーンが起こる時期は約8年で繰り返すことになります。
しかし、AIはけっこう18~19年説を出してきます。それは、ちょうど8年後は、同じ日付付近で満月にならないからです。だから、同じ日付で満月になることを優先するとメトン周期の19年になるようですが、19年後では、同じ日付の満月が必ずしもその年の最近接の満月にはならないというジレンマが起こります。
>月から見た太陽を考えれば
天体写真撮影で重要なのは、被写体にどれだけの輝度(照度)があるかであって、ズームの強さや観測者の距離は副次的になりますので、月と太陽の距離が問題になりますが、そういう心配をしているひとはこれまでに見たことがありません。
_ 玉青 ― 2025年12月13日 08時42分59秒
続報ありがとうございます。なかなか一筋縄ではいきませんね。
にしても、日付けにこだわらなければ、8年に1回ぐらい「望みうる最も明るい月」が拝めることを知って、意外にその機会は多いなと感じました。月を眺める感興もいっそう増すようです。
試みに私もAIに「今後、冬場にスーパームーンが見られるのはいつ?」と聞いてみたら、2025年12月5日と2027年1月22日を挙げてきました。前者はちょうど記事で採り上げた月ですが、近日点通過のタイミングを考えると、後者は一層明るい月になるかもですね(スーパームーンの「スーパー」の程度にもよるでしょうが)。
にしても、日付けにこだわらなければ、8年に1回ぐらい「望みうる最も明るい月」が拝めることを知って、意外にその機会は多いなと感じました。月を眺める感興もいっそう増すようです。
試みに私もAIに「今後、冬場にスーパームーンが見られるのはいつ?」と聞いてみたら、2025年12月5日と2027年1月22日を挙げてきました。前者はちょうど記事で採り上げた月ですが、近日点通過のタイミングを考えると、後者は一層明るい月になるかもですね(スーパームーンの「スーパー」の程度にもよるでしょうが)。
_ S.U ― 2025年12月15日 07時56分05秒
上記の概算で、スーパームーンは13.5カ月周期であるならば、2026年ちゅうにはスーパームーンは起こらないことになっても不思議はないのですね。
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これは気づきませんでした。私も新発見です。
それでも、地球から見て明るいというなら、ほぼ満月でないといけないですから、スーパームーンの季節の周期がどうなるか考えてみましたが近点月と朔望月の会合周期から8~9年なのか、サロスやメトンで18~19年なのかよくわかりせんでした。AIにも聞きましたが、はっきりしません。視点と定義によって変わってくるようですので、両論併記にしておきます。