ローウェル関係文献をお譲りします2009年04月06日 18時29分41秒

【2009.7.28付記】 以下のローウェル関係文献は、すべて嫁ぎ先が無事決まりました。

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(この記事は日本ハーシェル協会掲示板と自ブログ同報です)

火星の「運河」の観測で有名なパーシヴァル・ローウェル(1855-1916)は、日本との縁も深く、日本に長期滞在して、日本関係の著述も多数残しています。

さて、先日当協会の会員の方から、下記資料(複写文献)の送付を受け、「随意に処分して欲しい」と依頼されました。内容がすべてローウェルの著作ですので、協会に留め置くよりは、必要とされる方がお見えになりましたら一括してお譲りしたく思います(送料のみご負担ください)。

ちなみ今日現在、グーグルブックで全文が読めるのは、『火星』(ただし1895年刊の初版)と、『極東の魂』(1888年刊の英語版原著)のみのようです。単純にコピー代だけ考えても相当な額になると思われますので、ローウェル好きの方は、この機会にぜひ。

ご連絡は下記までお願いいたします。
mononoke★moon.email.ne.jp(★→@)


●『朝鮮』
CHOSŐN: THE LAND OF THE MORNING CALM.
Ticknor, Boston, 1886, 412p.
(「東京図書館蔵/明治二十年一月九日購求」の印あり。B4に2ページ分見開き複写。折本にせず、B4横長のまま左辺で二つ穴綴じ。現状フラットファイル綴じ。書き込み等なく、きれいな状態です。)

●『火星(第2版)』
MARS (2nd ed.),
Houghton & Mifflin, Boston, 1896, 228p.
(New York Public Library 蔵本からの複写。B4に2ページ分見開き複写。状態は同上。)

●『火星とその運河』
MARS AND ITS CANALS.
Macmillan, New York, 1906, 393p.
(New York Public Library 蔵本からの複写。A4に2ページ分見開き複写。状態は同上。)

●『生命の居住地としての火星』
MARS AS THE ABODE OF LIFE.
Macmillan, New York, 1908, 288p.
(New York Public Library 蔵本からの複写。B4に2ページ分見開き複写。状態は同上。)

●『極東の魂』(独文)
DIE SEELE DES FERNEN OSTENS.
Eugen Diederichs, Jena, 1921, 177p.
(九州大学蔵本からの複写。B4に2ページ分見開き複写。状態は同上。)