モノにこだわる理科趣味ブログ ― 2013年07月13日 22時42分29秒
…というと、この天文古玩のことかと思われるかもしれませんが、世の中には似た嗜好の方が少なからずいて、他にもそういうサイトは当然存在します。そうしたページを訪問することは、とても楽しく、かつ刺激的な経験です。
最近、更新を楽しみにしているのが、「生まれてこの方一度も断捨離なんて考えたこともありません」と力強く言い切る、zabienaさんのブログ。
その中心的なテーマは鉱物とお見受けしますが、それ以外にも博物系のモノがあれこれ登場し、失礼な申し条ながら、何だか拝見していて他人のページのような気がしません。そして、zabienaさんの収集歴は、昨日今日に始まったものではなく、子ども時代から延々と続いていると伺うと、実に頼もしい気がします。
★
さらに、記事の中には子育て中のご苦労も垣間見られ、同じような立場の方にとっては、これまた非常に心強く感じられるのではないでしょうか。
こういう理科趣味、ないしヴンダー趣味というのは、なんとなく日常生活と遊離した営みという予断が世間にはあると思います。しかし、zabienaさんにしても、またかく言う私にしても、この世に根を張って生きている生活者であることに変わりはありません。
日常に背を向け、それと完全に切れた場所に、自分だけの王国を作ることは、ある意味簡単なことです(変人や病者のレッテルさえ厭わなければ)。ただ、少なくとも私は、ときに日常の俗悪さに辟易しつつも、そこに生の真(まこと)があるのも確かであり、むしろ日常の中に進んで分け入りつつ、そこに「美」や「驚」を見出すことが、すなわちヴンダー趣味の王道ではないかと、このごろ強く感じています(この辺は以前書いたことと微妙に違います)。
何だか話が脱線して、不必要に熱く語っているようですが、ともあれ、今勢いのある博物系ブログとして、「時計草の庭通信」を同好の方々に広くお勧めする次第です。
コメント
_ zabiena ― 2013年07月14日 23時29分46秒
_ 玉青 ― 2013年07月15日 09時15分55秒
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、初コメントはなかなか緊張するもので、私もzabienaさんのところには、だいぶ緊張しながら書き込みました(笑)。とはいえ、この「天文古玩」のコメント欄は、気遣い無用の、ごく気楽な場ですので、今後も随時お書き込みいただければ嬉しいです。
>私ではなく夫の趣味に見える
なるほど、ママ友さんにはカミングアウトされてないわけですね。
まあ、この辺の人間関係の間合いの取り方が、世の中に根を張って生きる生活者としての苦労なのかもしれませんねえ(笑)。
今の世間一般の受け止めとして、鉱物標本と博物画の取り合わせには、「教育熱心でまじめなおうち」という評価が下るというのも、興味深い点です。結構、趣味として認知されてきたみたいですね。これが雌鶏の解剖模型になると、「教育熱心かもしれないが、ちょっと変」になり、さらに等身大の人体解剖模型が置かれるにいたると、「猟奇の館」という見方に変わっていくのでしょう。
ちなみに我が家の場合ですが、息子が中学生の頃、近くの駅で偶然、「○○のうちってさ、人体模型が3つもあるんだって」「あ、分かる、分かる」という女の子同士の会話を耳にし(○○はこの辺には少ない我が家の姓)、その「分かる、分かる」の中身がたいそう気になりました。もし、我が家に流れている何かの「気」が、息子の成長にネガティブな影響を与えたとしたら、たいへん申し訳ないことをしたな…と反省しています;
+
以下、zabienaさんの方のコメントへと続きます。
おっしゃる通り、初コメントはなかなか緊張するもので、私もzabienaさんのところには、だいぶ緊張しながら書き込みました(笑)。とはいえ、この「天文古玩」のコメント欄は、気遣い無用の、ごく気楽な場ですので、今後も随時お書き込みいただければ嬉しいです。
>私ではなく夫の趣味に見える
なるほど、ママ友さんにはカミングアウトされてないわけですね。
まあ、この辺の人間関係の間合いの取り方が、世の中に根を張って生きる生活者としての苦労なのかもしれませんねえ(笑)。
今の世間一般の受け止めとして、鉱物標本と博物画の取り合わせには、「教育熱心でまじめなおうち」という評価が下るというのも、興味深い点です。結構、趣味として認知されてきたみたいですね。これが雌鶏の解剖模型になると、「教育熱心かもしれないが、ちょっと変」になり、さらに等身大の人体解剖模型が置かれるにいたると、「猟奇の館」という見方に変わっていくのでしょう。
ちなみに我が家の場合ですが、息子が中学生の頃、近くの駅で偶然、「○○のうちってさ、人体模型が3つもあるんだって」「あ、分かる、分かる」という女の子同士の会話を耳にし(○○はこの辺には少ない我が家の姓)、その「分かる、分かる」の中身がたいそう気になりました。もし、我が家に流れている何かの「気」が、息子の成長にネガティブな影響を与えたとしたら、たいへん申し訳ないことをしたな…と反省しています;
+
以下、zabienaさんの方のコメントへと続きます。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

ブログは長らく拝読しておりましたが、コメントするのは初めてで、緊張しております。
流石に舞い上がりすぎとは思いましたが、ご紹介いただいた記念記事を掲載させていただきました旨、ご報告に上がりました。
不都合等ございましたらご一報くださいませ。
幼子らとの暮らしで当たり前のように標本や理科器具を飾って暮らしている私ですが、意外なことに我が家を訪れる幼稚園のお母さま方には「教育熱心でまじめなおうち(おそらく、私ではなく夫の趣味に見えるのだと思います)」という評価をいただいていたりします。
単なる私の趣味、物欲と蒐集癖によるものなのですが、標本や博物画の持つ文化的な臭いにカモフラージュされ、今のところ猟奇的な趣味とは受け取られずに済んでいます。
考えてみれば博物趣味とは教養であり知的好奇心であり、であれば教育の場に当たり前にあるべきもので、子供がいる生活においては逆に自然なものなのかもしれません。
長文にて余計なことを書き散らし失礼いたしました。
この度はまことにありがとうございました。