空と水 ― 2011年06月09日 18時36分03秒
エッシャー物の第2弾は、「空と水(Air and Water)」。
一昨日の品と同じく、彼のオリジナル版画作品(1938年発表)を、Parastone社がレリーフに仕立てた品です。
今の季節にはぴったりのタイトルですね。
青と黒の対比もシャープで涼しげな感じです。
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エッシャーの名を聞くと、数学基礎論やら、システム論やら、認識論やらを詰め込んだ、ダグラス・ホフスタッターの大著、『ゲーデル、エッシャー、バッハ』(白揚社、1985)を思い出します。この本のあちこちに登場するのが、エッシャーの美術作品とバッハの音楽作品で、読者はそれによって議論の本質を目の前にぬっと突き出されるという趣向でした。
…と知ったかぶりをして書いていますが、実はこの本、いまだに積ン読本の山に埋もれています(要するに未読です)。20年以上も塩漬けになっていて、本には申し訳ないと思いますが、でもこういう風に、読めそうで読めない本ってありますよね。(この場合、読めなさそうで、やっぱり読めない本と言うほうが適切かもしれませんが。)
私の場合は、どうも電車の中で読めない本は、結局読めないことが多いようです。
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ところで、皆さんは淡い青のことを、「空色」と呼びますか?
それとも「水色」?
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