鉱物(イシ)のきらめく博物サロン ― 2012年10月04日 14時11分07秒
ハーシェル協会の仕事は雑事に追われてはかどらず、ブログの更新も滞っているという、なんとなく「虻蜂取らず」的日々です。まさに人生とは、重き荷を負いて遠き道を行くがごとし(←意味のない引用)。
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さて、今日は急告として、明日から始まるイベントのご案内です。
この種の情報は、これまで東京・関西圏に偏っていましたが、今回は珍しく中京圏発。
『鉱物アソビ』や『鉱物見タテ図鑑』を著わし、また「鉱物Bar」という素敵な空間づくりによって鉱物趣味の一時代を画した、フジイキョウコさんの鉱物イベントが、ついに名古屋でも行われます。
■「鉱物アソビの博物サロン」
○日時: 10月5日(金)~10月28日(日) 会期中無休
11:00-19:00
○会場: 北欧アンティーク ミュシカ(Myshica)
名古屋市名東区高社1-190 サンローヤル東山1F
(地下鉄東山線「一社駅」1番出口から徒歩5分)
○イベント詳細: http://www.myshica.com/2012/09/04/
博物サロン的空間を彩る、鮮やかな鉱物、古い博物画、硝子壜、不思議な紙物の数々…。
会場では、ミュシカさんの北欧アンティーク、antique Salon さんのフランス・アンティーク、そして鉱物を使った カトウユカリ さんの作品類や、フジイさんが海外で買い付けた鉱物群が展示・販売されます。
「鉱物もアンティークも、年代も場所も様々なところから集まったものです。煌めく鉱物を手に、時間旅行をしてみるのも楽しいのではないかと思います」(主催者)。
会期中、10月5日~7日は、フジイさんご本人が在廊されます。
また、7日にはフジイさんのトークイベント「鉱物アソビのサロントーク」も予定されているとのことですが、こちらは残念ながら、すでに満席の模様(→ LINK )。
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フジイさんの『鉱物見タテ図鑑』には、「鉱物アソビの博物学」という副題があり、今回のイベントは、それにちなむもののようです。
鉱物趣味が、より広い博物趣味の文脈の中に置かれたとき、どんな輝きを見せるのか、とても楽しみです。
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