理科少年、ではなくて歴史少年の話2008年12月06日 09時58分45秒

おはようございます。
ちょっと息抜きに、別の話題に寄り道。

岩田書院さんという、歴史・民俗専門の出版社があります。
同社のDMには、毎号「一人社員」である社長さんのエッセイ風記事が載っています。
で、今日はそこから勝手に転載させていただくんですが…

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 先日の東京国際ブックフェアでの感動的な場面を…。

 3日目の土曜日に、父・息子(中学生?)・娘(小学生?)の3人連れが来ました。関心があるのは息子だけ。お父さんと娘は、お兄ちゃん、早くしてよ、って感じで、いかにもつまらなそう。ざっ~と見て、いなくなりました。
 
 そのあと、息子だけ、もう一度、岩田書院のブースに戻ってきました。一生懸命みていて、何度か棚から出しては入れしていたのが、なんと「×××」(2000円)なのです。

 で、彼、またいなくなりました。今度はお父さんを連れてきて、この本を見せて、説明して、買ってもらったのです(売れた!)。思わずサインしてあげたくなりました。このためだけでも、フェアに出展してよかったと思いました。

         (新刊ニュースの裏だよりNo.531 「東京国際ブックフェア余談」)

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さて、上記の「×××」に入るのは…「信濃国松代真田家文書文書目録」。
!岩田氏の感動が分かる気がします。

こういう少年、好きだなあ。。。。

歴史少年、健在なり。理科少年も又然り…と、確信できる記事でした。