続・大正の理科室 ― 2011年01月11日 20時37分49秒
明治と大正を行ったり来たりして忙しいですが、関連する絵葉書をもう1枚。
兵庫県立豊岡高等女学校(現・豊岡高校)の理科室です。
一見明治風の派手なデザインですが、大正の終り頃の光景。(同校が県立となったのは大正11(1922)年のことです)。
ここでも静電気の授業、そして誘導起電機が主役ですが、何とその脇には人体解剖模型と骨格模型が!まさに王様と金銀飛車角の豪華な顔ぶれ。
こういう絵葉書はありそうで、無いです。そもそも人体模型が被写体になること自体少ない。昔の人も絵葉書と云う「ハレ」の場にはそぐわないと思ったんでしょうか。その意味で、これはすこぶる貴重な1枚です。(この写真師は、明らかに2つの模型をフレームに収めようと意識していますね。そこに理科室らしさを感じ取ったのでしょう。)
それにしても、この学校では常時、教室の前にこの2人が立ってたんでしょうか。
すぐそばの生徒さんは何だかかわいそうですね(私だったら嬉しいですが)。
兵庫県立豊岡高等女学校(現・豊岡高校)の理科室です。
一見明治風の派手なデザインですが、大正の終り頃の光景。(同校が県立となったのは大正11(1922)年のことです)。
ここでも静電気の授業、そして誘導起電機が主役ですが、何とその脇には人体解剖模型と骨格模型が!まさに王様と金銀飛車角の豪華な顔ぶれ。
こういう絵葉書はありそうで、無いです。そもそも人体模型が被写体になること自体少ない。昔の人も絵葉書と云う「ハレ」の場にはそぐわないと思ったんでしょうか。その意味で、これはすこぶる貴重な1枚です。(この写真師は、明らかに2つの模型をフレームに収めようと意識していますね。そこに理科室らしさを感じ取ったのでしょう。)
それにしても、この学校では常時、教室の前にこの2人が立ってたんでしょうか。
すぐそばの生徒さんは何だかかわいそうですね(私だったら嬉しいですが)。
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