悲しくもあり、面白くもあり。2011年01月23日 21時34分58秒

欲しい本があって、久しぶりに本屋さん(大型新刊書店)に行きました。ひょっとしたら1年ぶりぐらいかもしれません。「本当に出版不況なのか?」と思うぐらいの本の山で、しかもいずれもなかなか面白そうです。懐が豊かだったら(そして置く場所があるなら)、ショッピングバッグいっぱいに詰め込んで帰りたかったです。

最近はほとんど本を読まないせいで、新刊情報にもうとく、何だか自分が過去に置き去りにされたような気分ですが、でも生きながらにして自ら古玩化するというのは、私の理想の生き方でもあり、それはそれで嬉しい気もします。

余生を考えたら、所詮、紙の本にしろ、電子書籍にしろ、山のように本を買ったところで、もうそんなに沢山は読めないのです。だったら、いっそのこと100年前の本をペラペラめくりながら、ボンヤリとまどろむように過ごすのもいいんじゃないか…とも思います。

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さて、そんな折節、欲しかった本とは?

(この項つづく)