ルリボシカミキリ2011年06月10日 20時48分12秒

昨日の記事からの連想。

「水色と黒」と聞いて思い出すのが、この洒落た甲虫です。
夏休みの早朝に見た、その濡れたように鮮やかなルリ色を今でもよく覚えています。

死後は無残に褪色してしまうので、この美しさは生命そのものの輝きのように思えます。したがって、写真に写っているのはもちろん本物ではなくて、チョコエッグ・シリーズの動物フィギュアです。

   ★

背景は長野まゆみ氏の小説、『天然理科少年』(角川書店、1996)で、表紙イラストも同氏。長野氏にとっては、ルリボシカミキリこそが理科少年のシンボルなのでしょうか。

コメント

_ 日本文化昆虫学研究所 ― 2011年06月12日 22時08分26秒

 その昔,わたしはカミキリコレクターでした.ルリボシカミキリは,本当に美麗種ですよね.チョコエッグシリーズにこれがあるんですか?お菓子屋さんに売っているモノですか?

_ 玉青 ― 2011年06月13日 20時02分50秒

普通種だけれども、じわっと美しい種類っていいですよね。
私はアオスジアゲハの黒字に青緑のコントラストも好きです。

さて、ルリボシカミキリのフィギュア(食玩)は、これまで2種類のメーカーから出ていると思いますが、いずれもYahoo!オークションには常時出品されているので、いつでも購入は可能です。相場は300円ぐらいでしょうか。
これまた文化昆虫学の一資料になるといいのですが…

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