モノクロの画像が続いたので、ちょっと一服して、理科室にちなむカラフルな品を載せます。
うつろな目で不気味に笑う小人。
カラフルというよりは、何かアヤシゲな画像のようにも見えます。
笑う、顔、顔、顔。
この品の正体は、単子葉植物の茎の構造模型。(昭和40年代?)
一つひとつの「顔」が<維管束>で、内部の目・鼻・口は、水分や養分の通り道である<導管>です。
植物の茎の構造に興味を持つのが「理科趣味」で、他方、備品票やプレートに風情を感じるのが「理科室趣味」だ…という気がします。
維管束の縦断面。
<管部柔細胞>、<螺旋紋導管>、<環紋導管>といった文字の連なりにも、一種の雅味を感じます。
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