『バリットの天体アルバム』(4) ― 2006年06月30日 05時57分20秒
中には、こんなほのぼのした写真も。
(上)カンザス市天文協会 「200名の会員を数えるこの盛大な協会は、もっぱら会長であるエドガー・ゲイツ・デイヴィス博士の天文学普及にかける努力と情熱によって生み出された。」
(下)「同協会々長、E・G・デイヴィス博士夫妻と、その末息子・クリストファー」
1930年代のアメリカ中西部、善良なカンザス市民の表情がまぶしく感じられます。
老人と子ども、男性と女性、職業もさまざまらしい、ただ星好きという共通点で結ばれた人々の和気藹々とした交歓風景。
天文趣味の退潮が目立つ、現代の日本からはとても羨ましい眺めです。
空も、人の心も、70年間でずいぶん変わったなあ…というには、私自身まだ一寸人生経験が足りませんが。
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