天気管2007年03月16日 06時38分21秒

冬も終わり、もうじき桜か…と思っていたら、今週は急に冷え込みました。風花も舞って、冬より冬らしい日が続きました。

そうなると俄然元気になるのが、この天気管です。

木枠に取り付けたガラス管の中に、白いモヤモヤしたものが写っていますが、これは樟脳の結晶です。

天気管というのは、この結晶の出来具合で天候を予測しようという器具で、ずいぶん歴史のあるものだそうですが(19世紀には一般化していた)、「当るか」というと、よく分かりません。

はっきり言えるのは、気温が急に下がった日には、巨大なスノーフレークのような、羽毛状の結晶が大量に析出することで、まあ、理屈からいって当然ですが、でも、白い「雪片」の堆積は寒さを実感させてくれますし、単純に見ていて楽しいです。

天気管については、販売も手がけている「雑貨屋パーム」さんのページに紹介があります。

■雑貨屋パーム http://www.suwa-co.jp/palm/
 (私はここでキットを買って作りましたが、現在は販売中止のようです。)

また、以下のサイトの「天気管資料館」のページにも詳しい紹介があります。

■天気管の謎 http://wishioka.hp.infoseek.co.jp/