国立科学博物館で「みづいろ」を探す2010年11月04日 20時24分25秒

ハーシェル協会の年会も無事終わり、翌日の日曜日(10月31日)は、つくばから帰る途中で上野の国立科学博物館に立ち寄ることにしました。

久しぶりの科博は、親子連れでなかなかのにぎわい。(地球館ではちょうど「空と宇宙展-飛べ!100年の夢」をやっていて、よっぽど見ようかと思ったのですが、体調を慮って日本館の見学だけにとどめておきました。)

最近、拙ブログでは科博関係の話題が何かと多く、中でも小林健二氏の詩集『みづいろ』に感極まったので、今回のテーマは「みづいろ」です。
で、わたしのイメージする「みづいろ」は碧緑色なので、そうしたイメージを切り取ってみました。

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            ルネサンス様式の大ドームの頂部ステンドグラス。


桜井コレクションより「灰クロム石榴石」


             同「アガード石」


飛行機の形をした科博の、主翼端に設けられた階段ホール。床面のタイルはすべて京都の窯で1枚1枚手焼きされたものだとか。


                       同上。みづいろの螺旋階段。


            階段ホール天井の堂々たるステンドグラス


階段ホール1階に設けられた重厚な鋼青色の扉


                         緑青色の天文ドーム

   ★

みづいろのイメージ…探せばもっとあることでしょう。
そして赤や、青や、オレンジや、いろいろな色彩が科博にはあふれています。
見る者の心に応じて千変万化する博物の館。

   ★

さて、今回科博を訪れたのは、みづいろを追うばかりが目的ではありません。
よりカッチリした目的は、「科博の形は飛行機の形?」という問いに、はっきりとした答を与えることでした。いよいよ次回は、その「ファイナルアンサー編」です。

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