そそる本2008年10月25日 17時12分27秒


記事を読み返してみると、10月に入ってから、一度も天文の記事を書いてないことに気付きました。この辺で少し天文古玩の味を出しておきます。

写真は、いちばん最近買った天文の本。1923年刊の英書。
口絵は当然のごとくグリニッジ天文台です。タイトルページを飾るワッペン風の絵がなかなかいいですね。とは言え、古書としては格別古くもないし、何の変哲もなさそうな本。

でも微妙に違和感を覚える…それは…

(明日に続く)


【メモ】

頭の中の興味関心の変遷につれて、買い物の傾向がクルクル変動するのを、強く自覚しています。一時、本の購入量がガクッと落ちていましたが、最近また盛り返してきました。でも、この頃買うのは、情報としての本よりも、「モノ」としての本―風合いを愉しむ古書の類―が多く、記事もそれを反映して、古書ネタが続いています。単純で分かりやすいですね。

話がちょっとずれますが、この頃、通勤電車の中で観察していると、ちょっと前に較べて、本を読む人がずいぶん増えた(復活した)ような気がします。何となく嬉しく、頼もしい気がします。電気がなくても再生できる、という簡便さもあるでしょうが、改めて考えてみると、新刊書の場合も、本の魅力はやっぱり風合いでしょうか。

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