黄金虫…カテゴリー縦覧:昆虫編 ― 2015年05月09日 09時15分41秒
エドガー・アラン・ポオが書いた暗号ミステリーの古典、「黄金虫」。
私はずっとあれを「こがねむし」だと思っていました。昔読んだ本には、たしかにそうルビが振ってあったからです。
私はずっとあれを「こがねむし」だと思っていました。昔読んだ本には、たしかにそうルビが振ってあったからです。
でも、ポオの原題は「The Gold-Bug」で、これは日本語で言うところの「コガネムシ」を意味するわけではないのだから、「おうごんちゅう」と読むのが正しい…という説を耳にし、なるほどと思いました。(ちなみに、ウィキペディアには「おうごんちゅう/こがねむし」と両論併記されています。)
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まあ、いずれにせよ「ゴールドのコガネムシ」なら、全く問題なしです。
金細工めいた姿の、レスプレンデンス・プラチナコガネ(コスタリカ産)。
自分のグニャグニャした身体とは大違いで、とても同じ星に住む生物とは思えません。
自分のグニャグニャした身体とは大違いで、とても同じ星に住む生物とは思えません。
中南米に生息するプラチナコガネの仲間は、その鮮やかなメタリックカラーで人々の目を惹き、専門のコレクターも多いと聞きますが、私はコレクターではないので、手元にあるのはこの3個体だけです。
行儀よく「蟲」の形に並んだ彼らは、いつも部屋の隅にあって、周囲にまばゆい金色の光を放っています。
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