今日はあちこちで雪が降ったそうですが、私の町は蚊帳の外でした。
そうなると、ちょっぴり残念な気持ちがします。
雪のヤーキス天文台。
一面の銀世界の中にそびえる大ドーム。
まだ完成間もない1900年代初頭の光景です。
石版手彩色の色も爽やかだし、なかなか絵になる光景ですね。そして、絵になるばかりでなく、実にすがすがしい。「雪ぐ」と書いて「すすぐ」と読むように、真っ白な雪は、濁世の汚れを洗い清めてくれるような気がします。
雪の林野は、静かなようでいて、にぎやかにも感じられます。
その奥に動・植物の息遣いを感じるし、雪を目にした幼い日の心の弾みが、なにがしか甦るからでしょう。
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