博物趣味の歴史2006年09月18日 07時24分19秒


(昨日の続き)

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化石一つとりあげても、私のような嗜好の者は、化石マニアともあまり接点がなく、どうにも根無し草的な感覚を抱かざるを得ません。

そんなわけで、自分の今いる位置を再確認するために、先日触れた「天文趣味の歴史」と同様、「博物趣味の歴史」にも、大いに興味を持っています。

幸い後者については関連書籍も豊富なので、折にふれ頁をめくっては、頭を整理し、かつ心を慰めています(例えば、アレン『ナチュラリストの誕生』、バーバー『博物学の黄金時代』、メリル『博物学のロマンス』など)。

このブログで、まだ見ぬ同好の士に語りかけるのも、そうした孤絶感をやわらげるための試みに他ならない…と、今気づきました。