なつかしい地球儀(2) ― 2006年09月21日 21時33分09秒
昨日の補足。メーカーのロゴのアップです。
昔はシャチホコだったんですね。しかもリアルな。
【後日付記: これは「ロゴ」というよりも、「カルトゥーシュ」ですね。球儀や地図の隅に、出版事項をエンブレムのように装飾的に記したもの。】
文字の方も参考までに転記しておきます。
日本地球儀研究会編
渡辺教具製作所製作
版権所有 渡辺雲晴
東京都中央区小田原町3の6
昭和24年7月印刷
昭和24年8月発行
「地球儀研究会」というのは、戦後本格的な地球儀製作を開始するに当って、雲晴氏自身が立ち上げた会。
その他、雲晴氏については、同社サイトでもいろいろなエピソードが紹介されています(たとえば、http://blue-terra.jp/news/n050317_k.html)。
もともと僧籍にあった関係から、西本願寺門主・大谷光瑞(探険家としても著名)の依頼を受け、手探りで地球儀作りを始めたこと。アイデアマンとして数多くの特許を取り、あの大ヒット商品・お椀型星座早見盤もまさに氏の発明であること。そして野尻抱影はじめ天文界の人々との広い交際…etc。
天文史における位置づけから言っても、また一人の人間として見ても、とてもユニークな人物であり、今後まとまった評伝が書かれることを期待しています。
昔はシャチホコだったんですね。しかもリアルな。
【後日付記: これは「ロゴ」というよりも、「カルトゥーシュ」ですね。球儀や地図の隅に、出版事項をエンブレムのように装飾的に記したもの。】
文字の方も参考までに転記しておきます。
日本地球儀研究会編
渡辺教具製作所製作
版権所有 渡辺雲晴
東京都中央区小田原町3の6
昭和24年7月印刷
昭和24年8月発行
「地球儀研究会」というのは、戦後本格的な地球儀製作を開始するに当って、雲晴氏自身が立ち上げた会。
その他、雲晴氏については、同社サイトでもいろいろなエピソードが紹介されています(たとえば、http://blue-terra.jp/news/n050317_k.html)。
もともと僧籍にあった関係から、西本願寺門主・大谷光瑞(探険家としても著名)の依頼を受け、手探りで地球儀作りを始めたこと。アイデアマンとして数多くの特許を取り、あの大ヒット商品・お椀型星座早見盤もまさに氏の発明であること。そして野尻抱影はじめ天文界の人々との広い交際…etc。
天文史における位置づけから言っても、また一人の人間として見ても、とてもユニークな人物であり、今後まとまった評伝が書かれることを期待しています。
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