『二十世紀最新天文図志』 (その2) ― 2006年09月02日 20時23分42秒
この本の圧巻は一連のカラー図版(石版画)です。
口絵を含めて、全部で22葉の多色石版画が収められており、眺めるだけでも楽しい本となっています。
掲出したのは、日食・月食の図。
見開きフルオープンできるように独自の製本がされています。
当然、中国で新たに版を起こしたわけですが、オリジナルに較べても遜色のない仕上がりです。
版元の「山西大学堂訳書院」については、何ら知るところがありませんが、この出版事業には相当力が入っていたように思います。当時の中国の出版文化の水準がうかがえる点でも、興味深い一本です。
口絵を含めて、全部で22葉の多色石版画が収められており、眺めるだけでも楽しい本となっています。
掲出したのは、日食・月食の図。
見開きフルオープンできるように独自の製本がされています。
当然、中国で新たに版を起こしたわけですが、オリジナルに較べても遜色のない仕上がりです。
版元の「山西大学堂訳書院」については、何ら知るところがありませんが、この出版事業には相当力が入っていたように思います。当時の中国の出版文化の水準がうかがえる点でも、興味深い一本です。
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