ゴライアスはデロールのかほり2010年07月31日 08時21分17秒

何でも大きいものはインパクトがあります。
ゴライアスの存在感も、ひとえにそのサイズが物を言っていることは否めません。
先日おとずれた名和昆虫博物館でも、他を圧する量感を誇っていました。


ときに、昨日のゴライアスの標本ですが、あれはずいぶん前に買ったものです。
いつ買ったのかは思い出せませんが、しかし2003年をさかのぼることはありません。
なぜなら、あれは、同年に出た福音館の写真絵本 『好奇心の部屋 デロール』 でゴライアスを見て、そのオーラの放射を受けて買ったものだからです。


「通路を通って、お店の奥にいってみました。そこには、アフリカにすむ
世界でいちばん大きなハナムグリであるゴライアスオオハナムグリ、
アマゾンにすむ青くかがやく羽根を持つモルフォチョウや色あざやかな
バッタなど、さまざまな昆虫の標本がありました。」 
           (今森光彦・文/写真 『好奇心の部屋 デロール』)

個人的に、当時はデロールにあるものは何でも光り輝いて見えた時代なので(今はちょっと冷静になりました)、「そうだ、ゴライアスだ。ゴライアスを招来せねば…」と焦点の合わぬ目で呟きながら、高い送料を払って国外の業者から送ってもらったのでした。

そういえば最近デロールのことを書いてないですね。
デロール関連の品で、出色のものが手に入ったこともまだ記事にしていませんでした。
それは…

(もったいぶって次につづく)