魔法薬学の時間2010年11月21日 17時05分09秒

先週から、映画版ハリー・ポッター最終章、「ハリー・ポッターと死の秘宝Part1」の上映が始まりました。

私はポッタリアンでも何でもなくて、小説も第1巻しか読んでいませんが、映画に登場するホグワーツの校内風景は気に入っています。怪しげな科学(魔法?)機器、ガラス壜の列、古書の山。我ながら子どもっぽい嗜好だなあと思いつつも、ああいうヴンダーな空間に心惹かれます。

さて、画像は「魔法薬学の授業」を彷彿とさせる化学実験室。

英国ニューカッスルのアームストロング・カレッジ(現ニューカッスル大学)の一室です。同大学の前身は1834年創設の医学校で、アームストロング・カレッジの名称は1904年から、そしてこの絵葉書自体は1920~30年頃のものですから、そう古い時代の光景ではないんですが、ホグワーツもかくやと思わせる、ゴシック風の重厚な空間が素晴らしい。

(うーむ、せめて薬品の並ぶキャビネットだけでも、1つそっくり持って来られんものか…。)

コメント

_ SAYA ― 2010年11月28日 23時04分39秒

ようやく、やらねばならぬことの追っ手を少しだけ引き離し、久しぶりにお気に入りの本の表紙を捲るようにここを訪れました。
市議会薬局に憧れた挙句1月のドールセットのテーマにしたものの、さらに方向を正しく修正したならば、「中世魔法藥局」となりました。実存するものを離れて妄想暴走です。
絵はわたしのイメージよりは数段明るく爽やかですが(銀座のいきつけのビアホールと同じ匂いがする)、薬品棚……なぜ、あんなに魅力的なのでしょうか。

_ 玉青 ― 2010年11月29日 19時10分58秒

>わたしのイメージよりは数段明るく爽やか
いったいどこまで妄想が発酵中なのか、空恐ろしい気がします(笑)。

ブルワリーもワイナリーも、元々僧院が関わっていた例が多いので、ちょっと怪しいイメージがありますね。スピリットの蒸留なんかは錬金術すれすれの技術ですし、現代のビアホールだって、いわば「神秘の霊薬」を提供する場なので、魔法薬局とそう違わないかもしれませんよ!…という無駄口はさておき、現実を振り切った、思いきり怪しい世界が展開することを大いに期待しています。

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