天文古玩

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天文を中心に、「理科趣味」の雅致を、モノにこだわって嘆賞するサイトです。賢治、足穂、フープ博士へのオマージュ。リリカルな郷愁の天文趣味の世界へ... (since '06.1.23)

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休日はデロールへ(附・国書刊行会からの挑戦状) ― 2012年11月03日 17時15分46秒

最近、みんなが実感をこめて口にする言葉。「今年は秋がなかった。」
ええ、本当に寒くなりました。

   ★

さて、久しぶりにパリの老舗博物商の話題。

「休日はデロールへ」と言っても、実店舗は日曜は休みだそうですが、しかし、日曜だろうと盆正月だろうと、いつでもデロールに行ける時代がついにやって来ました。各地の博物館ではお約束のヴァーチャルツアーが、ついにデロールでも始まったからです。


■Visite virtuelle de Deyrolle
 http://www.deyrolle.fr/magazine/spip.php?article649

 ペパーミントグリーンの壁。
 デコラティブな漆喰仕上げの天井。
 木製の什器類。
 その空間全体に満ちあふれる、剥製・剥製・剥製、標本・標本・標本。

美しくも不思議な世界がそこにはあります。
強いて難点を言えば、ちょっと小綺麗すぎる気がしなくもありません(火事で修繕されたばかりのせいもあるでしょう)。個人的にはもう少しアヤシサが欲しいのですが、稀有な空間であることは間違いありません。

   ★

この情報、実は私のオリジナルではなくて、Tizit さんに教えていただきました。
どうもありがとうございました。

Tizit さんの熱い思いが伝わる元記事は以下。(なお、投稿者は fumi さん名義になっていますが、ここでは以前から耳に親しい Tizit さんという HN でお呼びします。)

■Imaginary Beings:Visite virtuelle de Deyrolle
 http://imaginarybeings.com/wordpress/?p=1408

   ★

で、さらに Tizit さんの別記事に便乗ですが、以下は、これまたとびきり濃厚なヴンダー風味の内容で、驚異の部屋に関心のある人であれば、目を剥くこと必定。


■Imaginary Beings: 国書刊行会40周年記念小冊子
 私が選ぶ国書刊行会の3冊
 http://imaginarybeings.com/wordpress/?p=1417

記事の表題にある「私が選ぶ国書刊行会の3冊」という小冊子、その内容は各界著名人が、同社の刊行物について語るというもののようですが、ここで問題となるのはその表紙です。上の Tizit  さんの記事でご覧いただけるように、これが古今東西の珍物を配列した、まさに「紙のヴンダーカンマー」とも呼ぶべきデザインで、しかも個々のアイテムについては一切の説明がありません。いかにも謎めいています。

「国書刊行会っていうのはな、そんな簡単に分かった気になってもらっちゃ困るんだよ。どうだ、そこのお前さん、こいつらの正体が分かるか?」という、高踏的な挑戦状のようにも感じられます。

その挑戦に応えられた Tizit さんの赫たる戦果が、上の記事では報告されています。何せモノの正体に加えて、できればその直接的な画像ソースまで特定しようというのですから、これはものすごい難仕事で、Tizit さんの力技には只々呆然です。

さらに私の功績(笑)にも言及していただいた、その追加報告は以下。

■Imaginary Beings: 国書刊行会40周年記念小冊子
 私が選ぶ国書刊行会の3冊 その後
 http://imaginarybeings.com/wordpress/?p=1504

しかし、Tizit さんの奮戦にもかかわらず、陥落しないモノたちがまだまだ複数あって、依然不敵な、そして奇怪な笑みを浮かべています。
博識自慢の方、検索自慢の方、ぜひ勇を奮って、この挑戦に応じられんことを!

by 玉青 [標本・理科模型] [驚異の部屋] [ヴンダーショップ・イベント] [すてきなページ(リンク)] [コメント(8)|トラックバック(0)]

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