『レモンと実験』(おまけ)2009年09月10日 20時58分15秒

手元にある本は帯付きで、その袖に当時(この本は1971年に出た第4刷です)の「福音館の科学シリーズ」のラインナップが載っています。

見ていると、ジワッと懐かしいです。

思い起こすと、当時の科学シリーズは、おしなべて色使いが地味でした。(この『レモンと実験』もそうですね。)

当時も、図鑑なんかはもちろんオールカラーでしたが、でも、何となく濁った色の“総天然色”の絵よりも、あの渋い挿画の方が、より「科学っぽく」感じられました。抽象度の高さに、一種の洗練を感じ取ったのでしょう。

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