タルホ降霊会…パテェ・ベビーの夕べ ― 2010年06月02日 22時04分09秒
(↑背景は雑誌『サライ』の足穂特集号:1994年11月17日発行)
作家・稲垣足穂が、仏パテェ社の映画フィルムに深い思い入れを抱いていたことは、以前書きました(http://mononoke.asablo.jp/blog/2010/04/13/)。
写真は、そのパテェ社が売り出した、家庭用の9.5ミリ映画フィルム。
マガジンの直径は約5センチという可愛らしいサイズです。
1920年頃に作られたこの古ぼけた映画、作品名を「La Jour et la Nuit.( 昼と夜)」といいます。なにか光と闇を象徴するタイトルですね。天文学の初歩を説くその内容も、まさにタルホ向き。
雨風まじりの暗い晩に、カタカタと映写機を回せば、いつのまにか隣にタルホの霊が座っているような気がします。
もちろん、本当に映写するわけにはいかないので、スキャナーでフィルムを読んでみます。
(この項つづく)
作家・稲垣足穂が、仏パテェ社の映画フィルムに深い思い入れを抱いていたことは、以前書きました(http://mononoke.asablo.jp/blog/2010/04/13/)。
写真は、そのパテェ社が売り出した、家庭用の9.5ミリ映画フィルム。
マガジンの直径は約5センチという可愛らしいサイズです。
1920年頃に作られたこの古ぼけた映画、作品名を「La Jour et la Nuit.( 昼と夜)」といいます。なにか光と闇を象徴するタイトルですね。天文学の初歩を説くその内容も、まさにタルホ向き。
雨風まじりの暗い晩に、カタカタと映写機を回せば、いつのまにか隣にタルホの霊が座っているような気がします。
もちろん、本当に映写するわけにはいかないので、スキャナーでフィルムを読んでみます。
(この項つづく)
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